節分の夕食 レシピ
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節分の夕暮、柊の枝に鰯の頭を刺したものを戸口に立て、鬼打豆と称して炒った大豆を「鬼は外、福は内」と大きな声で言いながら撒くと、いいことがやってきそうな気がします。
豆まきの豆といわしを節分の夕食の一品にしてみました。
でも、やっぱり節分は恵方の方角を向いて、無言で巻き寿司を丸かぶりして、願い事をかなえたいとも思いますね。
大きな口をあけて丸かぶり、みんなでしたら きっと楽しいです。
おやつには、鬼饅頭を作って食べてしまうというのもおもしろいかも・・・。
【注】:
恵方をいう時の方位は、中国式の24分割した方位です。甲の方位と、西洋式の16分割した方位の東北東とは、厳密には、すこしずれています。
恵方はその年の十干により4つの方位を巡行します。
十干 年
甲己: 甲の方位(東北東) 2004 2009
乙庚: 庚の方位(西南西) 2005 2010
丙辛: 丙の方位(南南東) 2006 2011
丁壬: 壬の方位(北北西) 2007 2012
戊癸: 丙の方位(南南東) 2008 2013
毎年の干支は、上の十干と、現在でもなじみ深い、十二支の組合せで数えます。このため、丙午は、10と12の最小公倍数の60年に1回、巡ってくるのです。61歳になると、「還暦」と言うのも、この同じ干支に戻ることを言っています。
十干と五行
甲「木の兄(え)」
乙「木の弟(と)」
丙「火の兄(え)」
丁「火の弟(と)」
戊「土の兄(え)」
己「土の弟(と)」
庚「金の兄(え)」
辛「金の弟(と)」
壬「水の兄(え)」
癸「水の弟(と)」
桃太郎の説話で、鬼(鬼門:丑寅)を退治に行くメンバーは、方角を示す図の反対側に居る、猿(申)とキジ(酉)と犬(戌)にしたのではないか(未はおとなしいから犬にした)、と半藤一利さんが書いていましたが、興味深い説ですね。
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