寒い日は 鱈、たら腹食べよう レシピ
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冬になると、真鱈が美味しいです。
鱈は、スーパーの鮮魚コーナーの、鍋物のところに、必ずと言っていいほど並んでいる鍋物の定番ですね。
鍋物にはもちろんですが、白身であっさりしていて、癖がなく、どんな風に調理しても、美味しい優れ物の魚なので、冬の私のお気に入りです。
その上、値段も、100グラム250円くらいで、お手ごろです。
お値打ち日だったら、198円なんていう日もあり、ますます嬉しいです。
一週間に一度しか買い物に行かない私は、毎週、鮮魚コーナーのお兄さんに頼んで、鱈を半身か、一匹、三枚におろしてもらって、切り身にしないでそのまま買ってきます。
よその家ではどうか分かりませんが、我が家では、魚の皮を食べないので、まず、尾のほうから、皮を引っ張って全部むきます。
そのあと、残っている中骨をとって、真ん中あたりの良い場所は、フライや味噌漬けなど、形がいいほうが美味しそうに見えるもの用にします。
尻尾の方や、身の薄い腹の辺りは、鍋に入れたり、シチューに入れたり、すり身にしたりして使います。
買ってきて、冷蔵庫にそのまま入れておくと、鱈特有のにおいがしてきますので、白味噌に漬けたり、塩を軽く振っておくと、臭いが立ちません。
買って来た日に使わない分は、下処理をしておくと、残す所なく、いろいろなバリエーションで楽しめる魚です。
お腹いっぱい食べることを「鱈腹(たらふく)」と言いますが、百科事典によると、
真鱈は、イカ,エビ,その他底生生物を餌とし,すこぶる貪食(どんしよく)で,〈たら腹食う〉ということばも,この魚の腹部が大きく膨らんでいるところから出たたとえである。
と言うことから来ているそうです。
寒い日は、真鱈みたいにお腹いっぱい食べて、体の芯から温まりたいものですね。
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