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 このボタンは、日本語画面のときだけ使えます。 ホームページのトップに戻る 真鱈の子の煮付け レシピ

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真鱈の子の煮付け  スーパーの鮮魚売り場に、不気味な色をしたまだら模様の魚卵が並んでいました。

 値段は、助惣鱈(スケソウダラ)の子の半額。
 なぜこんなに安いの?と思って、思わず、「これ何の子?」と聞きました。

 鮮魚コーナーのお兄さんは、「いつもこう(買う)てもらってる、真鱈の子。見た目は悪いけど、こっちのほうが、(見慣れた)鱈子より、味は、ずっと上。」と。
 「知らはらへん人は、見栄えが悪いから、なかなか買わはらんけど・・・。京都では、助惣鱈の子のほうが、美味しいからよう売れるって。聞いた人には、教えてあげるんやけどね。」

 聞いてよかった〜。
 京都の人を見習おう!とばかりに、勇んで、2パック、買いました。

 煮てみたら・・・。
 きめ細かで、味はこちらの方が美味しい。
 2パックも買ったので、もういらない!と思うくらい、たくさん食べました。

 鱈の子が二種類店頭に並んでいたら、
 真鱈(マダラ)の子は、見た目が悪いけれど、値段が安くて味がいい。
 助惣鱈(スケソウダラ)の子は、見た目は良いけれど、値段が高い・・
 と言うことを、頭に入れて、選んだらいいと思いました。

 調理するときは、皮の模様が煮ても残ってしまうので、くるっと中身が出て、煮たときに花のようになるように、皮に切り目を入れて茹でてから煮た方が、見栄えがいいと思います。
 あとは、昨年の筍シーズンに、自分で瓶詰めにした国産添加物なしのゆで筍を、土佐煮にしたものと、菜の花を添えました。
 外は、雪空でも、部屋の中は、春です。

 煮付けだけでなく、助惣鱈の子を昆布巻の芯に入れたら、中身の鱈子が立派で、すごく豪華な、そして美味しい昆布巻きになります。

 見つけたら、不気味と思わないで、買って、是非味見してみてください。

材料 真鱈の子
真鱈の子
200グラム
調味料
(だし汁1カップの場合)
味醂
砂糖
醤油
(淡口醤油なら)
大さじ1
少々
大さじ1
(大さじ1.5)

作り方
  1. 真鱈の子をさっと洗って、3センチくらいに切る。
  2. 皮にも、一箇所きり目を入れる。
    こうすると、花のように広がります。
  3. 鍋に湯を沸かし、沸騰したら、2を入れて、鱈子が広がったら、すぐ火を止め、こわさないように取り出す。
  4. 菜の花は、洗って、たっぷりの湯で茹でたあと、よく絞る。
  5. 鍋にだし汁と調味料を合わせ、煮立ったら、中火にして3を静かに入れ、落し蓋をして、ゆっくり煮含める。
    だし汁がない場合は、水でもいいです。
  6. 煮含めて、火を止める前に、4も加え温めて、火を止める。

    味はとても薄味です。
    煮てから冷めると、味がしみこんできますが、もう少し味が濃い方がお好みの場合は、濃口醤油を大さじ1/2と、砂糖を小さじ1ほど加えると良いと思います。

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