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 このボタンは、日本語画面のときだけ使えます。 ホームページのトップに戻る いっしょに あそぼう
  −家事をしているときに、「あそぼ!」と言われたら−


 私が食事の用意をしながら、娘たちが遊ぶときに使ったものです。


 食事の用意をしようと思ったら、「お母さん、遊ぼうよ」と誘われ、今、食事の用意しようとしてるのに!!と思ったこと、ありませんか?
私は、何度も・・・です。
本当に困りますね。

 時間があるときは、ちょっとした手伝いをさせながら、一緒に用意する事もできますが、急いでいるときは、そんな やさしいお母さん をしていられないのが現実でしょうか。
そんなときは、やっぱり、一人で遊んでもらうのが一番。
一人で遊ぶって?
テレビやファミコンにお守りをしてもらう?
いいえ、食事の用意をしている母親のそばのテーブルで、一人で遊ばせるのが、いいと思います。
その日あった事などもおしゃべりしながら、楽しく遊ばせたいですね。
「あそぼ!」なんて言ってくれるのは、ほんの少しの間ですから、大切にしたい時間です。

 一人で遊ぶことは、急には難しいですが、そうできるように時間があるときに、一緒に楽しく遊んで準備をしておいたら、小さな子供でも、「声かけ」をしてやれば、一人で遊べると思います。


 夕食の支度をしているときに、テーブルに向かって一人で遊ぶ習慣ができていると、学校へ行ったとき、宿題をする習慣もつけやすいと思います。

 塾に行かせたい、お受験をさせたい、と思っているときも、少しずつ毎日積み重ねて練習しておいたら、行くとき役に立つと思います。


 「百ます計算」の指導で知られる陰山英男さんが、小学校入学前のチェック項目を書かれていました。

1 食事の時間にテレビのスイッチを切っていますか?
2 今日一日、子供とどんな会話をしたか言えますか?
3 人に名前を聞かれて「はい」と返事できますか?
4 思ったことや困ったことを大人に言うことができますか?
5 鉛筆や箸はもてますか?
6 明日の持ち物の用意を親と一緒にできますか?
7 夜は早く寝ていますか?
8 朝食は食べていますか?

 毎日できなくても、少しずつしたら、クリアできそうですね。

 夕食の用意をしているときに、一人で遊ばせて、おしゃべりして、親子の時間を持ったら、この中のいくつかの項目は、忙しい日でもできてしまうと思います。
 基本的なことを身に付けたら、より楽しい集団生活ができますね。

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