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  ひらがな

 ひらがなは、学校へ行けば、先生が教えてくれる事になっていますが、やっぱり読めたほうが便利ですね。

 名前のひらがなを覚えるのが、生活の中でも使え、便利だと思います。
 まずは、名前の一番初めの一文字、を覚えます。

 例えば、名前の初めの字が「と」なら、「と」を覚えるのです。
紙にひらがなをいくつか書いてやり、その中から、「と」を探すのです。
最初は、わかりやすいように「と」だけ少し大きめに書き、よく見つかるようにたくさん書きます。
みつかったら、やっぱり嬉しいものです。

 食事の用意をしているときは、テーブルで「と」探しです。
「見つけたら、『と』に色を塗って」と言っておいたら、しばらくは一人で頑張って楽しめると思います。
病院で待ち時間が長いときも、病院に置いてある新聞や雑誌の1ページの中から、「と」を探すゲームをしていると、何も持っていかなくても静かに待っていられます。
 やる気がなくなってきたら、「どっちが早くみつけるか、競争しようか?」と言うと、子供は競争を喜びますので、また、やる気になると思います。
「見つからないなあ」などと言おうものなら、一生懸命見つけ出して、「ここにもある!!」と言って、きっと張り切って教えてくれます。
 覚え始めると、どこでもいつでも探していて、道路に書いてあった「ストップ」を見て「と」があったと報告してくれたことがありました。
「と」は「ス」と同じ形だったことを、娘に教えられました。

 文字をひとつでも覚えたら、持ち物に名前を書いてやると、一生懸命読もうとします。
すると、二番目の文字も見分けられるようになるのは、時間の問題です。

 こんなゲームをしていたら、集団の場でじっと座って課題をすることも、あまり苦痛でなく身につくと思います。

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