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  はさみ

 はさみは、幼稚園など集団の場に出かけるようになると、よく使う道具です。
 そんな場に出かけるようになる前に、使えるようにしておくと、子供の精神的な負担が少なくて、工作などを十分楽しみながらできると思います。

 はさみは、先の丸いものを使います。
持って歩くときは、はさみを閉じて、刃のところを握るのが、自分に刺さったり、人に刺さったりする可能性が低いので、危なくない、ということだけは、約束事として話しておきます。

 まず、持ち方を教えたら、刃を広げ、閉じて切ります。

 初めから長い距離を切ろうと思うと、はさみを動かす動作が難しいので、一度開閉するだけで切り落とせる紙テープがいいと思います。
紙テープを用意して、広げては切る、を繰り返します。
箱を用意しておいて、その上で、「チョン、チョン」と掛け声をかけながら、次々切ります。
「切れた、切れた、器用だね」と言って、山になったテープを眺めるだけで、満足感を感じ、楽しめるように声かけをします。
山のように切ったテープは、片付けておいて、紙に張ったり、ままごと(・・・・)の材料として使います。

 いろいろな色のテープを用意しておき、切ったら、紙に簡単な形の絵(魚、花、車など)を書いてやり、のりを塗って貼ったら、自分で作ったモザイク絵が出来上がりますね。
これも、部屋や冷蔵庫に貼って、眺めて楽しみます。
我が家は、そんな芸術作品がいっぱいで、冷蔵庫が埋もれていた時期がありました。

 開閉が身についたら、もう少し幅の広い紙を用意して、だんだん長い距離を切れるようにします。

 上手に切れるようになったら、自分で書いた絵やチラシを切り取って、厚紙にいろいろ貼り付けたり、いらなくなった箱に貼ったりしたら、楽しいものが出来上がると思います。
 祖父母へプレゼントするとき、その箱を使ったら、孫が成長したことを喜んでもらえ、子供は喜んでもらえる喜びを知ると思います。

 はさみは歩きながら使ったら危険なので、必ずテーブルで椅子に座ってすることも、初めのうちに身に付けます。

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