二段お花見弁当 レシピ
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おにぎり
外郎
(
ういろう
)
鶏肉の酒粕味噌漬
いわしの山椒煮
菜の花のからし醤油和え
南瓜の煮物
里芋の田楽
黒豆
知人から、飛騨高山の春慶塗の重箱をいただきました。
嬉しくて二段重をじっと見ていたら、急にお花見に行きたくなり、お弁当を詰めて出かける事にしました。
家の近くの神社です。
近くっても、お弁当を持って出かけたら、いつも見ている神社も違って見えるから不思議です。
その隣には「瘡(くさ)神社」と言う神社もあります。
平安時代に菅原道真が大宰府に流される途中、乗っていた馬が急死したため、村人に葬ってもらった後、作られた祠(ほこら)だそうです。
馬に供えた「草」と「瘡」を掛けてついた名前らしいです。
身近な神社にも、いろいろな物語があり、歴史を感じます。
遠くの桜の名所も、もちろんいいですが、近くの桜の木の下でも、お花見はどこでしても、嬉しくて楽しいものですね。
思いついたら、出かけましょう。
【おにぎり】
どんな場所でも食べやすいように、そして作るのが簡単なのでおにぎりにしました。
ひとつは、壬生菜(みぶな)の漬物を細かく切ったものと、ごま塩で。
もうひとつは、ゆかりと
梅干
(
うめぼし
)
をほぐして。
色がきれいで、その上簡単です。
【
外郎(ういろう)
】
抹茶を入れて作った外郎です。
材料を合わせて、溶いた抹茶を流し込み、串でマーブル状に混ぜました。
作った当日より、翌日の方が味がなじんで美味しいです。
簡単なお菓子です。
【里芋の田楽】
田楽味噌は、市販の物を買っておくと、急ぐ時には大助かりです。
お豆腐につけたり、串カツに添えたら味噌カツに変身です。
作り方
里芋は、皮のまま洗って、蒸気が上がった蒸し器に入れ、すっと串が刺さるまで加熱する。
圧力鍋を使う場合は、圧力がかかってから、大きさにもよりますが4-5分間で柔らかくなります。
里芋の頭の部分を少し切り落とし、尻のほうをぎゅっと摘んで里芋を取り出す。
田楽味噌を添える。
辛子があったらもっといいですね。
お弁当は、「五味」になるようにできるだけ詰めたいですね。
甘い・辛い・苦い・酸っぱい・塩辛いの五種の基本的な味を五味と言います。
百合根をさっと加熱して、梅酢につけたら桜の花びら風になり、味は、酸っぱいです。
冷蔵庫や野菜籠をちょっと探したら、きっと五味がみつかりますよ。
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