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紅白蓮根 椎茸の肉詰め 錦卵 紅白もち米蒸しだんご つばす西京味噌漬け 写真の該当部分をクリックするとレシピにジャンプします。  お正月、たくさんは欲しくないけれど、ないと淋しいものが、お餅とおせち。
 そしてもう何年も、もらったことがないお年玉?
 おせちを作るとき考えることは、出来るだけ手早く簡単に、でも彩りよく、そして、冷めてもいいもの・・。
 今年は何にしよう?

 結局、夫の好きな赤飯を作った時のもち米があったので、これに活躍してもらう、おせちにしました。
 食紅で色をつけると、紅白になってきれいで、それだけでお正月気分が出ます。

 朝、まず、もち米と黒豆を水に浸して、下ごしらえをしておいて、昼食を済ませたら取りかかって、手際よく作ったら、2時間半。
 オーブンも、グリルも、コンロもフル回転で使って・・。
 黒豆以外煮物はなし なので、時間を見てセットしたら、次の用意をします。


 右から順番に
 紅白蓮根、椎茸の肉詰め、錦卵、紅白もち米蒸しだんご、つばす西京味噌漬け黒豆銀杏です。

 つばすは、3-4日前に買って、西京味噌を薄く塗っておきます。
 つばすは、ブリの子供ですが、もちろんブリでもいいと思います。
 ブリは、成長するにつれて呼び名が変わるので出世魚といわれ、東京地方ではワカシ、イナダ、ワラサ、ブリと変わるそうです。
 大阪地方ではツバス、ハマチ、メジロ、ブリと名前が変わります。
 出世するなんて、お正月から幸先(さいさき)いい魚ですね。
 是非食べて、今年は、みんなで出世しましょう。

 黒豆は、さっと洗い、容器に入れ、熱めの湯をたっぷり注ぎ、ふたをして、冷めないようにタオルでくるみます。
 魔法瓶に入れてもいいです。
 こうすると、はやく豆が戻ります。

 次に、もち米を洗って、半分に分け、水に浸します。
 一方には、ほんの少しだけ食紅を入れます。食紅の量はふたについている分を、振って落とすくらいでちょうどいいです。

 もち米は、どれくらいの量を洗ったらいいの?と思いますが、もし残ったら、残りご飯で小さなおにぎりを作り、そのまわりにもち米をくっつけて、蓮根もちか紅白団子を蒸すときに一緒に蒸します。
 すると、紅白のモチモチしたおにぎりが出来上がります。
 作りながらつまんだら、気分はもうお正月です。

 今回は、紅白蓮根、紅白もち米蒸しだんごの両方にもち米を使いましたので、合わせて1カップです。
 卵も、1個割って、椎茸の肉詰め、紅白もち米蒸しだんごの両方に使いました。
 出来るだけ上手く使いまわして、残りが出ないようにしたいものです。

 もっと時間があったらごまめ、数の子も用意したら、黒豆とあわせて、三つ肴がそろい、よりお正月らしくなります。
 田作りと呼ばれる ごまめ は、田植えの祝い肴に用いられていたことから、縁起のよい食べ物とされ、数の子は卵の数が多いことから子孫繁栄を意味します。
 黒豆はマメに働けるようにとの願いがあり、この三つはおせち料理に欠かせないものだそうです。

 これを食べたら、きっと いいこと起こりそうな、予感がしますね。



【紅白蓮根】

材料 蓮根
もち米
食紅
2節
1/2カップ
少々

作り方
  1. もち米は洗って、半分ずつに分け、それぞれ水に半日つける。
    半分量は、食紅をごく少量加える。
  2. 蓮根の穴に、もち米を串などを使って詰める。
    一節は食紅で色づけたもち米、もう一節には、そのままの白いもち米を詰めます。
  3. 蒸かし鍋に、2を入れ、40-50分間蒸かす。

【椎茸の肉詰め】

材料 生椎茸
鶏ミンチ

しょうが
12枚
200グラム
1/2個
1片
調味料
醤油
味噌
大さじ1
大さじ1
大さじ1

作り方
  1. 生椎茸は、さっと洗って、いしづき(軸)を切り落とす。
  2. 椎茸の表面に飾り切りをする。
  3. 切り取った椎茸、いしづきは、細かく切る。
  4. 生姜は、みじん切りする。
  5. 鶏ミンチに3、4と卵、調味料を加え、粘りが出てくるまでよく混ぜる。
    卵黄を焼き色をきれいにつけるためミンチの表面に塗るので、少し別の容器に取り出しておく。
  6. 5を椎茸の数に分け、裏側にスプーンで詰める。
  7. 6に卵黄を塗る。
    卵黄が足らないようならば、味醂や水で溶いて、少し薄くして塗ります。
  8. 200度に予熱したオーブンで、椎茸を下にして置き、10分間焼く。

【錦卵】

材料
4個
調味料 砂糖

大さじ2
ほんの少し

作り方
  1. 卵は鍋に水から入れ、沸騰したら、12分間茹でる。
  2. 卵の殻をむき、白身と、黄身に分ける。
  3. 白身は、ざるや、裏ごし器で、裏ごす。
  4. 黄身は、3個半分をスプーンの背で塊がないようにつぶす。
    残りの半分は、飾り用にするため、そのままつぶさずとっておく。
  5. 3、4それぞれに 大さじ1の砂糖、ほんの少しの塩を加え、よく混ぜる。
  6. 容器に取り出しやすいようにクッキングシートを敷いて、まず、白身を隅までちゃんと入れるようにして、きっちり詰める。表面が平らになるように、スプーンの背などを使って、平らにする。
  7. 6の上に、つぶした黄身を隅までちゃんと入れるようにして、きっちり詰める。表面が平らになるように、スプーンの背などを使って、平らにする。
  8. 4で残しておいた黄身を、ざるに入れ、裏ごしながら、7の上にふんわり載せる。
  9. 蒸気が立った蒸かし鍋に、8を入れ、10分間蒸かす。
  10. ちゃんと冷めてから、適当な大きさに切る。
     熱いうちに切ろうとすると、形が壊れます。
     卵4個ですと、8切れくらいになります。もっと多くがいい場合は、卵をゆでるとき、増やしてください。

【紅白もち米蒸し団子】

材料 豚ミンチ
もち米
食紅
200グラム
1/2カップ
少々
1/2個
調味料
醤油

黒荒引き胡椒
大さじ2
大さじ1
小さじ1/2
少々

作り方
  1. もち米は洗って、半分ずつに分け、それぞれ水に半日つける。
    半分量は、食紅をごく少量加える。
  2. 豚ミンチに卵、調味料を加え、粘りが出るまでよく混ぜ、20-30分間ねかす。
  3. 2を紅白にするように、半分に分ける。
  4. アルミホイルに油を薄く塗り、それぞれを、かまぼこ型に整え、2本作る。
  5. それぞれの表面に、紅白のもち米をまぶしつける。
  6. 蒸かし鍋に、アルミホイルごと5を入れ、20-30分間蒸かす。
  7. 6が完全に冷めてから、切り分ける。
    冷めても美味しいですが、食べるときにレンジで温めると、よりもっちりします。

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