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 このボタンは、日本語画面のときだけ使えます。 ホームページのトップに戻る 栗の皮のむき方 レシピ

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 生の栗を買ったら、何を作りますか?

 栗ご飯 ?
 栗甘露煮 ?
 マロンモンブラン ?
 それとも栗の渋皮煮 ?
 でも、そのまま、何も付けずに食べる栗も、ほっくりしていて美味しいですね。

 まず、栗の鬼皮と、渋皮をむいてから、何を作るかゆっくり考えましょうか?
 皮をむいてしまったら、後は、もう一息です。

 栗の形をまるごと残して皮をむく時は、お湯につけて鬼皮をやわらかくしてむくと、むきやすく、簡単です。
 でも、たくさんむくと、庖丁が同じところにあたるので、指が痛くなってしまいます。
 そんな時は、一つ二つむいてみて、庖丁が手にあたる所に、初めから救急バンを貼っておくと安心です。
 あたって指が痛くなりません。

 時間も、気持ちもゆったりしている時にむいて、美味しい栗をたっぷり頬張りたいです。
 急いで、指を切らないようにしてくださいね。

 美味しい栗の見分け方は、しわがなく、つやがあり、はりがある物。
 そして、虫が食った跡がない栗です。

 1 栗の形をまるごと残すむき方

栗の形を残す むき方
  1. 生栗をさっと洗う。
  2. ボールに栗を入れ、熱湯を栗がかぶるくらいまで注いで、しばらく(4-5分間)浸しておく。
  3. 熱湯に浸して鬼皮(表面の皮)がやわらかくなったら、庖丁の手元の方の刃の角の部分を、栗のざらざらした部分の境目に入れ、とがった先のほうへ皮をめくるようにしてむく。
    (鬼皮に包丁の角の部分が刺さるくらいのやわらかさになったら、むき始めます。取り出すとき、箸やスプーン、フォークを使うと指が熱くないです。
    鬼皮は湯に入れて熱くなり、ふやけているうちは、やわらかいです。たくさんむいて湯が冷めて、鬼皮が硬くなり、包丁が刺さりにくいなあと思ったら、また、熱い湯に入れ替えます。)
  4. 鬼皮をむいたら、残っている渋皮もむく。
    (できるだけ栗の形に添うようにして、渋皮が残らないようにむきます。)
  5. 渋皮が、硬くてむきにくいようなら、もう一度湯につけて、やわらかくしてむく。
    (湯が冷めてきて、鬼皮が固くなってきたら、もう一度熱い湯を注いでください。やわらかくなります。)

 2 栗の形は残さなくていい時や、そのまま食べる時

栗の形を残さない むき方
  1.  生栗を洗い、たっぷりの湯で茹でるか、蒸す。
    (新鮮な栗の場合、30-40分位。串をさせるくらいまで加熱する。)
     圧力鍋を使ったら、圧力がかかって、5分間位蒸すだけで、やわらかくなります
  2. 庖丁で、縦に半分に切って、スプーンで栗を取り出す。
  3. 裏ごしする場合は、栗をスプーンで取り出して、熱い間にします。
    (取り出した後、冷めてしまったり、後で裏ごしをする時は、レンジで加熱して、熱くしてからすると、楽にきれいに裏ごしできます。)
  4. モンブランや、茶巾で絞って作る栗きんとんは、これを使うとすぐできます。
  5. 裏ごししたペーストは、残ったら冷凍しておいて、使いたいときに解凍して使います。お正月もこれを使うと便利です。

 3 渋皮も栗の形もまるごと残すむき方

渋皮もまるごと残す むき方
  1. 生栗をさっと洗う。
  2. 濡れタオルの上に栗を置き(栗が動いて手を切ったりしないように)、栗のざらざらした部分の境目より少し上に、包丁のとがった先の部分を鬼皮の分だけ、(渋皮の部分まで切らないように少しだけ)傷つけるように少し切り目を入れる。
    こうして切り目を入れてから煮ると、鬼皮だけきれいにむく事ができます。
  3. 鍋に栗を入れ、熱湯を栗がすっかりかぶるまで注いで、1-2分間 煮る。
  4. 栗は鍋に入れておき、むく栗だけ取り出して鬼皮をむく。
    庖丁の手元の方の刃の角の部分を、切り目に入れ、とがった先のほうへ皮をめくるようにしてむく。
    (湯が冷めてきて、鬼皮が固くなってきたら、もう一度熱い湯を注いでください。やわらかくなります。)
  5. むいた栗は、水につける。

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