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　さつま芋、南瓜、枝豆、いろんな物でモンブランは作れますが、やっぱり、栗のモンブランが一番です。
　秋になり、栗を見つけたら、絶対に作りたい物のひとつです。

　小学生の頃、出張で東京へ行った父が、買って来てくれるお土産が、コロンバンのモンブランでした。
　大人っぽい色と味で、お洒落な東京のケーキだなあといつも楽しみに待っていました。
　「売り切れて?なかった。」と言われると、「次は、いつ行くの?」と聞いて、呆れられていました。
　懐かしい思い出と、味です。


　暑い夏の栗は、豊作で、甘さもたっぷりだそうです。

　栗の素朴な甘さを生かして、砂糖は控えめに。
　栗の香りも大切にしたいので、シナモンも私は、使いません。

　小さなバームクーヘンがあったので、穴に生クリームをたっぷり入れて作りました。
　栗だけ絞って、生クリームを添えても、とびっきりの秋の美味しさです。
　残暑が厳しい日には、アイスクリームに絞って飾って アイスモンブラン に。

　秋だけの、お楽しみです。

材料 栗
生クリーム
砂糖
バームクーヘン
泡立て用生クリーム
砂糖		 300グラム（正味)
1/2-3/4カップ
大さじ1-2
人数分
適宜
適宜
作り方
  1. 栗の皮をむく。（2のむき方)
  2. 1を裏ごしする。
    (たくさん作って、一回分ずつ冷凍しておくと、栗100パーセントのモンブランが、いつでも食べたい時にすぐ作れます。)
  3. 鍋に、2と砂糖、生クリーム(なければ牛乳でも美味しくできます。両方をお好みの量ずつ混ぜてもいいですね)を入れ、弱火で木べらを使って焦がさないように、混ぜ合わせる。
    (味見をして、お好みの甘さ、やわらかさにしてください)
  4. 搾り出し袋に口金をつけ、さました栗のペーストを入れる。
    (硬いと袋が破れますので、注意してゆっくり絞ってください)
  5. 生クリームに砂糖を加え、角が立つくらいまで泡立てる。
  6. バームクーヘンの穴と上に、泡立てた生クリームを載せ、ペーストを絞る。
    (モンブラン用の口金を使うと、一度にたっぷり絞りだせます。ない場合は、小さい丸型の穴の物を使います。)
  7. 上にも、生クリームを飾る。

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