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 このボタンは、日本語画面のときだけ使えます。 ホームページのトップに戻る ヘルシーおせち(焼き野菜をたっぷりで) レシピ

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ヘルシーおせち(焼き野菜をたっぷりで)  伝統的なおせちを作っても、甘いからとか、煮物はいやと言って、なかなか家族が食べてくれない時は、こんなおせちは、いかがでしょう。

 下ごしらえしたあと、塩とオリーブ油を振り、オーブンで焼いた野菜を主にした、ヘルシーなおせちです。
 オーブンで焼くだけなのですぐ出来て、その上、簡単です。
 そして、予想以上に美味しいです。

 野菜は、やっぱりお正月らしくしたいので、おせち料理に使う野菜を主にして作りました。

 来年の見通しがよくなるようにとの祈りをこめて、蓮根を。
 酢蓮根が苦手な娘が、こうすると、太目の蓮根はモチモチに、細目の蓮根はカリカリになって、美味しいと言ってたくさん食べます。

 子宝に恵まれるように・・、もし恵まれなくても、みんな元気でいられるようにと願って、里芋を。
 里芋の粘りが苦手な人にも、あっさり・・食べやすいです。

 私のお肌も蕪みたいにつるつる、色白になってほしいと祈って?、冬になると美味しくなる蕪も。
 蕪は、生でも食べられますが、こうすると、甘みがより引き立ちます。

 ビタミンたっぷりのホクホク南瓜も、冬には欠かせないですね。

 大きな銀杏の木になれる力を、一粒の小さな実の中に隠している、銀杏も忘れず添えたら、きっと来年は、健康で飛躍の年です。

 この中には入っていませんが、いい芽が出ると言って、お正月には欠かせない慈姑(くわい)も、皮をむいて、レンジで加熱してから、オーブンで一緒に焼くと、ホクホクで美味しいです。
 含め煮にすると大切な芽がちぎれそう・・になる時がありますが、そんな心配もないので、一度お試しください。

 みんなどれも、一年の始まりに、強い見方の野菜たちです。

 我が家では二週間に一度は登場する甘さ控えめの、黒豆の甘煮も添えました。
 黒豆は「まめに元気に暮らせるように」と言う意味があるそうですが、これが一番大切だなあと、この頃思います。
 近頃は、パックに入ったボイル黒豆などもありますので、甘い豆が苦手な方は、そんな商品を利用すると、簡単に黒豆を楽しめるかもしれません。

 野菜ばかりじゃ、新年早々、力がつかないとの声も聞こえそうなので、豚の三枚肉(バラ肉)をカリカリに焼いて、ピリ甘辛く煮たものを添えました。
 暮れにたくさん作っておくと、ラーメンの具にしたり、サラダに混ぜたり出来て、便利です。
 三枚肉(バラ肉)って、脂肪が多いと思いますが、フライパンで弱火で焼くと、脂がチリチリ出てきて、その脂の量に驚きますが、焼いたあとは、すっかりヘルシーな三枚肉になります。

 豊年豊作祈願のごまめも、カリッと炒って柚子胡椒風味にしたら、歯ごたえよく食べられ、味のアクセントになります。
 ごまめの腹の苦味が気になる場合は、胡桃風味にすると、スナック感覚の甘口で、ごまめ苦手の娘もよく食べました。

 器は、華やかな雰囲気の大皿に盛り付けたら、ほら、いつもの野菜が急におすまししたようで、お正月らしい顔になりますね。
 家族の好きな野菜をいっぱい入れて、楽しいお正月の一皿を作って、一年の始まりを迎えたいです。


【焼き野菜】

材料 蓮根
南瓜
小かぶ
里芋
パプリカ
銀杏
くわいなど、その他、お好みで。

作り方
  1. 蓮根は、皮をむく。
  2. 南瓜は、皮をむいて、適当な大きさに切る。
     皮がきれいな場合は、所々むくだけでいいと思います。
  3. 皿に1-2をのせ、ラップをふんわりかけて、レンジで3分間加熱する。
  4. 串を刺してみて、通らなければ、裏返して、もう一度1-2分加熱する。
     オーブンで焼くので、硬めで良いです。
  5. 小かぶは、縦に皮をむき、ふたつに切る。
  6. 里芋が大きい場合や、たくさんしたい場合は、皮を縦にむき、食べやすい大きさに切って、洗ってから、鍋にたっぷりの水を入れ、里芋をゆでる。
  7. 吹き零れないように注意しながら、茹で、硬めに茹でたら、湯を捨てて、たっぷりの水で、ぬめりを落とす。
     里芋が小さめならば、皮ごと洗って、レンジで3分間加熱する。硬ければ、もう一度加熱してから、皮をむきます。
  8. パプリカは洗って、種を出し、適当な大きさに切る。
  9. 天板に、クッキングシートを敷いて、4、5、7をのせ、塩を少々と、オリーブ油を回しかけ、200度に予熱したオーブンで、7-8分間焼く。
  10. 途中で、8のパプリカも加え、焼く。
  11. 焼きあがったら、お好みで、荒引き黒胡椒を振る。

【ごまめ】

材料 ごまめ 20グラム
調味料 砂糖
醤油
柚子胡椒
大さじ1
大さじ1
小さじ1/4

作り方
  1. ごまめは、フライパンで弱火で焦がさないように、箸や木しゃもじで動かしながら、気長に乾煎りする。(手で折ってみて、パリッと折れるくらいまで)
  2. 乾煎りしたごまめは、大皿やペーパータオルに重ねないように広げておく。
  3. 鍋に調味料を入れ煮立て、全体に細かく泡立ったら、一気にごまめを入れてからめ、火を止める。
  4. 全体に炒り胡麻を振り、大皿やバットに、ごまめが重ならないように広げて、冷ます。

【豚の三枚肉(バラ肉)のピリ甘辛煮】

材料 豚の三枚肉(バラ肉)
200グラム 調味料 醤油
味醂
砂糖


柚子胡椒
大さじ2
大さじ1
小さじ1
1/4カップ
1/4カップ
小さじ1/4

作り方
  1. 豚三枚肉は、半分の長さに切り、一枚ずつに分ける。
  2. フライパンに1を重ならないように入れ、弱火で、焼く。
     焼けてくると脂がフライパンにたまってきますので、他の容器にあけます。取っておくと、野菜炒めなどに使えます。
  3. 脂の部分が減って、カリカリしてきたら、フライパンから取り出す。
  4. 鍋に柚子胡椒以外の調味料を入れ、煮立ったら、3も加えて、煮る。
  5. 味がついてきたら、柚子胡椒を入れ混ぜて、火を止める。
     汁が少し残るくらいで火を止めます。
     冷えると脂が固まるので、温めなおした方が、美味しいです。

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