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 このボタンは、日本語画面のときだけ使えます。 ホームページのトップに戻る 筍の保存法(長期) レシピ

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筍の長期保存  自分で茹でた筍を、秋に、いえ、お正月に食べたい。
 そんな願いがかなう保存法です。

 冷凍保存?
 水分が多いためか、ガリガリになって、考えている筍とは違うものでした。
 簡単だと思いましたが、残念。

 近所を歩いていたら、洗濯竿に洗濯ばさみでたくさん筍が干してあるのを見つけました。
 これだ!と思って、早速、茹でて薄く切って、洗濯物みたいに干してみました。
 のどかで、春らしく、いい眺めでした。
 でも、これも、ちょっと硬くて、失敗。

 あきらめていたところ・・、いい方法がありました。
 私が考えたわけではないのですが。

 その方法とは・・。

 いつも行くJAで、ビンを大量に買っている人がいました。
 何に使うのだろうと不思議に思って理由を聞いたところ、「ゆで筍保存用のビンに使う。」と教えてくれました。
 私も、早速ビンをたくさん買って、教えてもらったとおり試しました。

 茹でた筍をジャムみたいにビンに詰めて、ビンごと蒸して、その後、熱いまま、きつくふたをして密封して保存したら、1年は大丈夫!
 こうしたら、自家製の安心添加物なしの茹で筍が、一年中、好きな時に食べられるのです。

 そう言って、得意になっていたところ、初筍の便りがテレビで放送される頃、我が家の近くのホームセンターの折込チラシに、筍保存用のビンと、取替え用の蓋が、季節商品として掲載されていました。
 そのチラシを見た娘に「みんな知っていて、やっていることじゃない?」と指摘され、ちょっと、がっかりです。

 きっと、近くのホームセンターに、100円以下でビンを手に入れることが出来ると思いますので、大きな筍、一本300円也。なんていうのが並ぶ季節になったら、是非、お試しください。
 いつでも、春の取れたてのままの香りと歯ざわりが残った、美味しい筍が楽しめます。


作り方
  1. 茹で筍を煮沸消毒したビンに、入れる。
     入らない時は、適当な大きさに切る
  2. 1に白湯を注ぎ、ごく少量の酢も加える。
  3. ビンのふたを軽く閉める。(暖めた空気が、抜けられるように)
  4. 蒸気の上がった蒸かし鍋に3を入れ、蒸気が少し逃げるように、割り箸などをはさんで鍋のふたをして、蒸かす。
  5. ビンの底から細かい泡が上がってくるまで20-30分間蒸す。(蒸かし鍋のふたを時々開けて、確認します。)
  6. しっかり蒸したら、熱いうちに、ビンのふたをきつく閉める。
    火傷をしないように注意してください。
  7. 冷暗所で保存する。

    保存中に、茹で汁が白っぽく濁ってきたら、そのビンは、空気が入っているかもしれないので、急いで食べてください。
    上手く密封されているものは、茹で汁が全く濁らず、一年たっても透明です。

    翌年も、ビンは使い回しが出来ますが、ふたはパッキングが傷んでいるのできちんと密封できないため、新しいふたを買って、取り替えてから、使ってください。
    ビンのふたは、使い回しができないので、きつくしまっていて、開けられないときは、缶切りなどでふたを切るといいと思います。
    うまく閉まっているときほど、開けるのにてこずります。


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