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 このボタンは、日本語画面のときだけ使えます。 ホームページのトップに戻る 栗の渋皮煮(ワイン味) レシピ

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 栗の渋皮煮を、赤ワインで作りました。
 ちょっと洋風になって、おしゃれな気分です。

 渋皮煮にすると、鬼皮を捨てるだけで、後は全部食べられるので、欲張りの私のお気に入りです。
 でも、砂糖控えめにしても、栗の1/4量の砂糖はどうしても必要で、はかりで量る時、こんなに入れるの?と躊躇してしまいます。
 水の替わりにワインを使ったら、香りも味もよく、その上、砂糖をもっと控えられ、大人の味になりました。

 甘露煮に比べて、渋を抜くのがちょっと手間ですが、傷つけずに鬼皮をむけば、煮ている時に栗が割れることもなく、丸ごと大きな栗がほお張れて、幸せ気分100パーセントです。


 作り方の加熱時間やあく抜きの回数は、栗の鮮度や、栗の木の種類によって少しずつ異なってくると思います。
 作りながら、あくの様子、栗の軟らかさなど、味見したり、見て確かめながら、回数や重曹の量を増減して、お好みの渋皮煮を作ってみてください。

材料
赤ワイン
砂糖
重曹(じゅうそう)
600グラム(むき栗。お好みの量で)
300cc(栗が浸る量)
100グラム(ワイン300ccの場合。甘さは控えめです。)
大さじ2-3

作り方
  1. 栗の皮をむく。(3のむき方)
     渋皮に傷がついていると、何度も煮ている間に、傷の所が破れて栗の中身がとろけて汁の中に出て来てしまいます。
     2-3ミリくらいの傷は、大丈夫と言う事にして、私は一緒に煮ていますが、それ以上傷が大きいものは、渋皮をむいて、ご飯を炊く時に入れて、栗ご飯にしたほうがいいかもしれませんね。
  2. 1の栗を、たっぷりの水に一晩つける。
    ここで、大さじ1の重曹を入れておいてもいいです。
  3. 鍋に栗とかぶるくらいの水、重曹大さじ1を加え、10分位弱火で加熱する。
    栗が踊ると渋皮に傷がつくので、弱火で煮ます。
  4. 煮汁を静かに捨て、細く出した流し水を鍋肌にあてながらつける。
    水が澄んでくるまで流し水につける。
  5. 流し水につけながら、鬼皮の硬い筋を取り、指の腹で傷をつけないように洗う。
    爪を立てて無理をして筋を取ると、渋皮が破れるので、取れそうな筋だけとって、取れない分は、後にする。
  6. 3、4、5を渋が抜けるまで(2-4回)繰り返す。
  7. 渋が抜けたら、鍋に栗、ひたひたの赤ワイン、砂糖を入れて、弱火で栗が踊らないようにして、10分間煮る。
    クッキングペーパーを、鍋の口径に合わせ丸く切り、中央に穴を小さくあけ落し蓋を作り、栗の上に載せるといいです。
  8. 煮汁につけたまま室温で置き冷ます。その後、冷蔵庫に入れる。

    長期保存の場合は、熱湯消毒したビンに、熱いうちに入れ、ふたをきつく閉めます。
    砂糖は、甘さ控えめにしてありますので、増やして作ったほうが安心です。

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