作り方 |
- 梅を傷つけないようにやさしくていねいに洗い、ざるに上げ、へたを竹串で取る。
- 梅の皮が煮ている間に破れないように、先がとがった竹串や縫い針で所々突き刺しておく。(1個について、20くらい突き刺します)
- 2を、たっぷりの水に漬け、半日あく抜きをする。
- ほうろう鍋に3を入れ、たっぷりの水を注ぎ、煮立てないようにごく弱火でとろとろと10分間ほど煮る。
あくの泡が出たら、皮を破らないように注意して、すくって取リます。
煮立てて梅が踊ると、皮が破れる原因になりますので、沸騰させないように注意してください。
梅が浮き上がってきて、割れている梅がある場合は、早めに火を止めます。
- 4が冷めたら、鍋を静かに傾け、茹で水を捨てる。
ざるにとってもいいですが、あまり触ると、皮が破れます。
- 茹で水を捨てた後、細く出した流し水につける。流し水は、鍋肌に当てる。
水につけることで、あくが抜けます。
- もう一度、4、5、6をする。
食べてみて、まだあくが残っているようならば、もう一度、4、5、6を繰り返す。
- 鍋に梅のかぶる量の焼酎(なければ水)を注ぎ、半分量の砂糖を加え入れる。
普通の落し蓋をのせると、重さで梅がつぶれるので、クッキングシートを鍋の口径の大きさに切り、中央に小さな穴をあけて、軽い落し蓋を作って、梅の上に載せると、煮汁がまんべんなく梅にからみます。
- 弱火で梅が踊らないように煮る。
- 10分ほど煮たら、残りの砂糖も加え弱火で煮含める。
時間がある場合は、半分量砂糖を加え煮た後、すっかり冷めるまで冷まし、その後、残った砂糖を加え加熱します。そうしたほうが、しっかり梅に味が入るため、美味しく出来上がります。
砂糖は、300グラムですと甘味は少なく、梅の酸味を感じます。
我が家は300グラムです。
2-3日、冷蔵庫に入れて寝かせておくと、甘さを含んで出来上がった時より、甘くなります。
本当に甘さ控えめにしていますので、砂糖の量は、お好みの甘さに味見をしながら調節してください。
たっぷりの汁の中に浸して、冷蔵庫に入れてください。
すぐからでも食べられますが、汁に浸しておくことで、段々味が梅に入り、甘さがなじみ、美味しくなります。
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