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 このボタンは、日本語画面のときだけ使えます。 ホームページのトップに戻る 茶碗蒸し レシピ

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茶碗蒸し  寒い日の一品に、ふんわりとろーり軟らかく、やさしい味の茶碗蒸しは、体の芯まで温まります。
 口に入れたらとろける軟らかさで、嚥下の悪い人も、元気な家族も、みんな美味しくいただけます。

 だし汁を作って冷ましたら、卵をほぐして、食べやすい具を加え、蒸すだけです。
 私は圧力鍋で蒸しますので、加圧されてから、たったの30秒で火を消します。
 鍋の圧力が下がったら、食卓に運んで、後はもう食べるだけ。
 茶碗蒸しって、こんなに簡単だった!?と思います。

 蒸し器で作る時は、湯気が上がってきたら、弱火にして8-10分蒸します。
 蒸し器がない時は、鍋に器を入れ、鍋底から2センチくらい水を注いで、蓋をします。
 強火で加熱して、煮立ってきたら、7-8分弱火で加熱します。
 串を刺してみて、澄んだ汁が出たら、出来上がりです。

 嚥下の悪い時は、具をなしにしても良いですし、豆腐を入れても簡単です。
 出来上がると、豆腐も卵も同じように見えますが、豆腐の食感が、ちょっと硬めで、面白いです。

 赤ちゃんの離乳食にも、便利です。
 大昔の話ですが、娘の離乳時、外食をする時に、密封容器にうどんやみじん切りにしたほうれん草、白身魚など入れて、茶碗蒸しにして持って行きました。
 密封容器のふたをして持っていけば、親は好きなものを食べ、子供はうどんも野菜も魚も入った離乳食を食べられるので、とっても便利でした。

材料
だし汁
2個(卵が100ccの場合)
300cc

作り方
  1. 卵を計量カップに入れ、卵の量を量る。
  2. ボールに1の卵を入れ、割りほぐす。
  3. 卵に対して3倍量の出し汁を2に加える。
  4. 3に淡口醤油小さじ1、味醂小さじ1、塩少々で味を調える。
  5. 卵汁を器に入れ、蓋があれば蓋をする。
    蓋がない場合は、ラップをふんわりと余裕をもたせて器にかけます。
  6. 百合根、白身の刺身、豆腐、焼き麩、細かく切った青菜など、食べやすいお好みの具を入れる。
  7. 圧力鍋にすのこを敷き1カップの水を入れ、器をすのこにのせて、ふたを閉める。
  8. 強火にして、錘が勢いよく回ったら、30秒間加熱して火を止め、10分蒸らす。

    使用する器の大きさによって違うと思いますが、卵2個で、3人分くらいだと思います。


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