骨なし秋刀魚(さんま)の甘辛煮 レシピ
←飲み込みやすいおかず(介護食 嚥下食 離乳食)に戻る
まだまだ残暑は厳しいですが、9月の声を聞くと、秋の魚、秋刀魚を食べたくなります。
秋刀魚の塩焼き
は、脂のじゅうじゅう焼けた香りと共に食べると美味しいですが、飲み込みの悪い時や、子供には、食べにくいです。
そんな時、三枚におろして、中骨も切り取り、甘辛味にふんわりと煮ると、軟らかくて食べやすく、その上、美味しいです。
冷蔵庫に入れておいたら、2日くらいは保存できますので、お弁当に一品にもしたりして、家族そろって年齢や健康状態に関係なく食べられるのも、魅力です。
大根おろしを添えて、あつあつのご飯と一緒に食べたら、何杯でも食べられるかもしれません。
嚥下状態の悪い時は、細かくほぐして、大根おろしとあえると、より食べやすいと思います。
どんな状態の時も、季節感のある食材を使って、楽しく食べたいです。
材料
秋刀魚
大根
3-4尾
適宜
調味料
水
酒
味醂
砂糖
醤油
1/2カップ
1/4カップ
1/4カップ
大さじ1
1/4カップ弱
手順
下ごしらえ
秋刀魚は、三枚におろす。
お刺身用の秋刀魚でもいいと思います。
真ん中の中骨を切り取る。
半分の長さに切って、グリルで表面だけさっとあぶる。
グリルや網で秋刀魚をあぶるときに、秋刀魚の皮を破らないために・・。
よく焼き網を十分熱してからとか、グリルを予熱してから 魚を網に載せる と書いてありますが、網を熱くすると、皮がくっついてしまうので、網は熱くしないほうがいいと思います。
火をつける前に魚を網に載せ、それから加熱します。
そうすると、不思議ですが、皮がまったく網につきません。
作り方
鍋に調味料を入れ、煮立てた後、火を止めて、素焼きした秋刀魚を並べ入れる。
落し蓋をして強火で加熱した後、煮立ったら4-5分間、味がしみこむまで煮る。
圧力鍋を使う場合
圧力鍋に素焼きした秋刀魚を並べて入れ、調味料を加える。
強火にかけ、圧力がかかったら、火を弱めて1分間加熱して、火を止める。
圧力が下がりふたを開けた後、味を染み込ませたい時は、汁を秋刀魚の上からかけながら、弱火でしばらく煮る。
大根おろしを添える。
作ってすぐより、煮汁も一緒に入れて、半日ほど寝かせた方が、味がなじんで美味しいです。
←飲み込みやすいおかず(介護食 嚥下食 離乳食)に戻る
↑この章の先頭に戻る