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 このボタンは、日本語画面のときだけ使えます。 ホームページのトップに戻る きゃらぶき(伽羅蕗) レシピ

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きゃらぶき(伽羅蕗)  春、店頭に並んでいる蕗の葉柄の切り口から、蕗の香りが立ち昇ってきたら、きゃらぶきを作る季節到来です。
 おむすびにちょっと添えたり、お茶漬けの友にしたり、作っておくときっと便利です。

 きゃらぶきの特徴である少し繊維質の歯ごたえを、煮た後も残したい・・と思って、何度か挑戦しましたが、なかなか思うような食感に出来あがらず、自分で作るのはやっぱり難しい・・と諦めていました。
 それが、いい方法がありました。
 名古屋の友人が送ってくれた荷物の中にパッキング材として詰めてあった、中日新聞の家庭欄に偶然見つけました。
 煮る前に「一日、蕗を干す」と・・。
 干してから煮てみたところ、本物の?きゃらぶきが、出来上がり、感激です。

 ところで、伽羅蕗の「きゃら」って、どんな意味?と思って、辞書を引いてみました。
 「伽羅」は、伽羅色の「きゃら」だと言うことを、教養不足の私は初めて知りました。
 伽羅色は、濃い茶色と言う意味でした。
 伽羅蕗って、濃い茶色の蕗ということで、な〜んだ、とちょっぴりがっかり、でも納得でした。

  醤油も砂糖も少し控えめに、蕗の香りを残して、自分好みの伽羅色の蕗、作ってみてください。

材料 蕗(ふき)
山椒の実(唐辛子でも)
1-2把
大さじ1-2(お好み量)
調味料 味醂
砂糖

醤油
大さじ2
小さじ1-2
大さじ1
大さじ2

作り方
  1. 蕗は、葉の下で切り、筋を取る。
  2. かごなどに入れて、一日間干す。
  3. 2を軽く洗って、4-5センチ長さに切る。
  4. 鍋に蕗がたっぷりかぶる量の水を入れ、煮立てる。
  5. あくが浮いてきたらすくって取る。
     干ししいたけを戻して、薄く切り、一緒に入れても美味しいです。
  6. 適宜あくを取ったら、酒、味醂、砂糖を加え、落し蓋をのせ、鍋のふたもして、しばらく煮る。
     クッキングシートを鍋の口径の大きさに切り、中央に小さな穴をあけて、落し蓋を作ると、煮汁がまんべんなく蕗にからみます。
  7. 5分ほど煮たら、醤油も加え、弱火で30-40分間、煮汁がほとんどなくなるまで煮る。

     調味料は、目安です。
     薄味ですので、お好みで、甘くしたり、もっと醤油を効かせたり、味見をして調節をしてください。

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