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 このボタンは、日本語画面のときだけ使えます。 ホームページのトップに戻る 実山椒の佃煮、冷凍の実山椒 レシピ

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 5月の中頃を過ぎると、店頭に生の 実さんしょう が並びます。
 ほんのしばらくの間だけで、すぐ姿を見なくなりますが、これを逃さず買って冷凍しておくと、1年中使えてとても便利です。

 醤油と酒で佃煮にすると、熱々のご飯にのせたり、鰻の蒲焼にのせたりできますね。

 もっと簡単な保存方法は、実を軸からはずし、さっと茹でて冷まし、冷凍保存します。
 さっと茹でた後、ざるに取り、冷まして、すぐ保存すると、しびれるような辛さがそのまま残ります。
 辛いのが苦手な方は、冷水に入れておくと、辛味が抜けます。
 お好みの辛さで、保存してみてください。
 私は、しびれるように辛いのが好きなので、水には取りません。

 山椒を保存しておくと、魚を煮る時に一緒に入れて香りをつけたり、湯葉や、きのこ、昆布と一緒に煮たり、鰻の蒲焼が残った時、鰻山椒煮にしても美味しいです。

 私が、一年を通して、山椒の実を使うものは、いわしの山椒煮です。
 新鮮なイワシを見つけたら、一度お試しください。

材料 生の山椒の実
醤油:酒:水
適宜
2:1:1

作り方
  1. 房状になっている山椒の実を一つずつはずす。
     茹でて冷凍する場合は、いくつか房についていてもいいと思います。
  2. 鍋に湯を沸かし、1を入れて茹で、すぐ、ざるに取る。
     さらす場合は、水に入れ辛味を抜きます。
  3. 鍋に2を入れ、たっぷりかぶる量の水と酒(1:1)を入れ、山椒の実がやわらかくなるまで煮る。
  4. 煮汁が減っていたら、かぶる量まで増やし、醤油を何回かに分けて入れながら、汁がほとんどなくなるまで弱火で煮る。
  5. 最後に、味醂をごく少量加えた後、汁がなくなるまで煮あげる。

     一度に醤油を加えると、山椒の実が硬くしまってしまいます。
     硬くなってしまったら、酒を加えた後、弱火にして、鍋にふたをしてしばらく煮ます。
     辛くなり過ぎないように、醤油を分けて加えながら、途中で味見をして、お好みの辛さにしてください。

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