伊佐木(いさき)の昆布蒸し レシピ
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梅雨の頃になると、鮮魚コーナーに旬の 伊佐木 が並びます。
お刺身にしたり、
塩焼き
にしたり、煮付けたり・・・。
どんな風に調理しても美味しいですが、飲み込みにくい時は、蒸すとふんわりやわらかで、食べやすいです。
蒸すと、焼いたときのように硬くなって、口の中でぱさぱさして、飲み込めなかったということが、起こりにくいです。
娘の離乳時、焼き魚をほぐして、一生懸命口に運んで、やっと食べてくれた、やれやれ、と思った瞬間、
頬の中に飲み込めないままためていたらしく、大きな口を開いて、魚の身が固まって団子のようになったものを出したことがありました。
アー、今までの苦労は、何だった!!と思って、また、一から食べさせなおしたことを思い出します。
蒸すと、蒸気で魚がしっとりして、身もやわらかいまま調理でき、食べやすいです。
もしあれば昆布を巻くと、風味も味も良くなります。
嚥下が悪くない家族は、ミネラルもいっぱい取れるので、昆布も一緒に食べるといいと思います。
ソースとして、ポン酢をゼリー状に固めると、身に絡みつき、より食べやすくなります。
ポン酢1/2カップの場合
ゼラチン小さじ1を、大さじ1の湯で溶かし、ポン酢と一緒に容器に入れ、冷蔵庫で固まるまで冷やします。
ゼライスは、口に入れると体温で溶けますので、口の中に残ることなく食べられますので、寒天より、飲み込みが悪い時は、お勧めです。
伊佐木だけでなく、他の白身魚でも、同じです。
材料
伊佐木
作り方
伊佐木は三枚に下ろす。
小骨を毛抜きで、頭のついていたほうへ引き抜いて取ります。こうすると、骨の心配をしないで食べられます。
1に塩をする。
昆布を2に巻きつける。
昆布は拭いて、水に浸し、巻きつけることが出来るように軟らかくしておく。
塩蔵生昆布を使うと、水戻しをしなくてもいいので簡単です。
蒸かし鍋にすのこを敷き、水を入れ、蒸気が立ったら3を皿に載せて、入れて強火で蒸かす。
鍋の蓋から、水蒸気が落ちないように布巾を蓋につける。蓋は、割り箸などをはさんで、少し開けておく。
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