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 このボタンは、日本語画面のときだけ使えます。 ホームページのトップに戻る 葉ごぼう(若ごぼう)の炒め煮 レシピ

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葉ごぼう(若ごぼう)の炒め煮  春になると、ほんのしばらくの間 見かける野菜、緑鮮やかな 葉ごぼう を見つけました。
 大きなハート型の葉、茎はグーンと長くて50-60センチもあり、ごぼうなのに根の部分は、たった15センチ足らずの ごぼう です。
 香りがよく、茎は(ふき)のようですが、もっと しゃきしゃき していて、あくは蕗ほど強くないので、水にさらすだけで使えます。

 3月末、葉ごぼうが、いつも行く JA に並びました。
 初物は、やっぱり人気者で、10分ほどで、完売です。
 長さが80センチほどあるので、かごに入りきらず飛び出して持っていると、年配の男性に声をかけられました。
 「それは、どうやって食べはるの?」
 「茎と根は、きんぴらにしたり、お揚げと炊いたり・・・かな?」
 「葉っぱは?」と聞かれ、「・・・。私は使わないので。」と小さな声で。
 男性は答えられない私に気を使ったのか、「冥土(めいど)土産(みやげ)に食べてみようかね。」と笑っていました。

 初物や、朝採り野菜が手に入るので、開店前から並んでいる人が多く、店内は混雑します。
 そのせいで、あちこちで野菜談義が弾み、スーパーとは違った楽しさがあります。
 朝寝坊したいけれど、我慢していつも出かけてしまうのです。

材料 葉ごぼう
薄揚げ
1束
適宜
調味料 出し汁:味醂:淡口醤油
砂糖
8:1:1
少々
少々

作り方
  1. 葉ごぼうの葉は切り落とし、茎、根の部分に分ける。
  2. 茎は洗って、3-4センチ長さに切り、水にさらす。
     筋が気になるようならば、切る前に手で太い筋を取っておく。
  3. 根はひげ根の部分を包丁の背を使ってこそげ、洗って、薄く切り、水にさらす。
     茎の方があくが強いので茎を先に切り、その後、根を切って水にさらすと、段取りよく出来ます。
  4. 10-15分間、水にさらし、水気を切る。
  5. 鍋に少量の油を熱し、まず根の部分を炒め、その後、茎も炒める。
  6. 出し汁を5の半分くらいまで入れ、味醂、淡口醤油を加え、しばらく炒め煮する。
  7. 汁が半分量くらいになったら、細切りした薄揚げを加え、しばらく煮て、味見する。味がたらなければ、ごく少量の砂糖、塩を加える。

     茎は、天ぷらにしても美味です。
     葉も使って、すべてをかき揚げにしても。

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