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 このボタンは、日本語画面のときだけ使えます。 ホームページのトップに戻る ひきずり(鶏すきやき) レシピ

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ひきずり(鶏すきやき)  名古屋に転勤してきた人が、先輩に歓迎会をするから「ひきずり(・・・・)まわし(・・・)して」と言われ、何のこと???となったと言う話を聞きました。

 関西育ちの娘にも、早速、聞いてみました。
 「ひきずり(・・・・)まわし(・・・)して」と言われたらどうする?
 ひきずりのまわしって、お相撲さんのまわし・・・?

 「ひきずり」は、鶏のすき焼きのことで、「まわしして」は、「支度をして」と言う名古屋便なのですが、いきなり言われたら、本当にどうしたら良いか??と思いますね。

 岐阜に嫁いだ友人に話したら、ひきずりではなく「ひこずり」と言うと言っていました。
 嫁いですぐ、「今夜はひこずりが良い」と言われ、やっぱり「???」だったそうです。
 こちらでは、牛でも、豚でも、鶏でも、みんな「ひこずり」だそうです。

 地方独特の言葉は、やっぱり難しいです。

 子供の頃、「鉛筆をときんときんに削って、B紙に書いて」と言っていましたが、「ときんときん」も、「B紙」も、名古屋便らしいと知り、ちょっとびっくりです。
 そういえば、文房具店で、「B紙ください」と言って、「???」となり、説明したら「模造紙のことですか?」と言われたことを思い出します。
 関西では、聞かない言葉です。

 その、ひきずり、鶏のすき焼きです。
 甘辛味で、卵をからめて食べると、美味しくて、ついつい食べすぎてしまいます。

材料 鶏肉(胸、もも)
白菜
春菊
ゴボウ
生椎茸
えのきだけ
ねぎ
焼き豆腐
糸こんにゃく
調味料
醤油
砂糖
大さじ4
大さじ3
大さじ3

手順 下ごしらえ  鶏肉は、食べやすい大きさに切る
 白菜、春菊は、3-4センチ長さに切る。
 ゴボウは、包丁の背で、皮をこそげ取り、笹がいて、水につけあくを抜く。
 生椎茸、えのきだけ、焼き豆腐は、食べやすい大きさに切る。
 ねぎは、斜めに薄切りにする。
 糸こんにゃくは、茹でて、十文字に切り、食べやすい長さにする。
作り方
  1. すき焼き鍋やフライパンを熱してから、鶏肉の皮を焼き、油を出してから、鶏肉を焼く。
    肉が鍋にくっついてしまう場合は、一度、火を止めて冷やすと、肉汁が出てきて、鍋から離れます。
  2. 肉の表面の色が変わったら、あらかじめ混ぜておいた調味料を加え、煮えにくそうな材料から入れて、煮る。
    白菜や、焼き豆腐、糸こんにゃくを初めに加え、材料自身からの水分を利用すると、他の材料を上手く煮ることができます。
  3. 煮えたら、溶き卵をからませて、食べる。
    味が足らないようならば、同じ割合で調味液を作り、補充します。
    最後に、うどんを加え、溶き卵を流しいれると、美味しいです。

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