柿の渋抜き さわし柿 レシピ
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渋柿は、そのまま食べたら、柿の渋が口中に一瞬の間に広がって、もごもごして大変なことになりますが、渋を抜いたら、本当に甘い柿になり、甘柿より、ずっと甘くて美味しいです。
本当に不思議ですね。
私は、
干し柿
が大好物で、渋柿を見つけるとすぐ買いたくなって、買ってしまいます。
今年は、なんと4週間で、240個ほど渋柿を買ってしまいました。
少しずつ取ってきては食べ、知らないうちになくなっているのです。
干すと小さくなるので、たくさん食べてしまうせいでしょうか??
けれど、干す時に紐をつける軸がなかったり、大き目の柿の場合は、へたを切り取って、その部分に焼酎を染み込ませ、密封しておくと不思議なことに渋が抜けます。
空いた酒樽につめておき、樽の酒気によって渋味をぬきとった柿のことを、樽柿(たるがき)と言うそうです。
酒樽はないので、密封容器にへたを上にして並べ、乾燥しないように冷暗所に置いておくと、3週間ほどで、甘い柿にひとりでに変身しています。
干し柿のように小さくならないので、ちょっとお得な感じがしますね。
夫は、こちらの方がお気に入りです。
日中の気温にもよりますが、干し柿にしたら、1週間ほどたったら食べられますが、これは、1週間で食べると、口の中が大変なことになりますので、ご注意ください。
待っていられない性格の私が、体験済みです。
材料
渋柿
焼酎
1個から
できるだけ度数の高いもの(防腐と脱酸素?)
手順
下ごしらえ
柿をさっと洗い、へたを切り落とす。
作り方
焼酎を器に取り出し、へたを切り取った部分を焼酎に漬ける。
切り口を上にして、容器に並べる。 ふたをきっちりして空気に触れないようにして密封し、3週間保存する。
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