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 このボタンは、日本語画面のときだけ使えます。 ホームページのトップに戻る 虹鱒の甘露煮(にじますのかんろに) レシピ

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虹鱒の甘露煮(にじますのかんろに)  体側に赤色の帯状斑紋が美しい虹鱒(にじます)です。

 虹鱒で思い出すのは、「日光金谷ホテル」です。
 明治時代に出来たクラシックホテルで、建物も家具も、食器もみな、時代を感じる作りで、素敵でした。
 今から、30年以上前のことで、そんな頃もクラシックだったのですから、今は、どうなっているのでしょう?
 名物料理が、「虹鱒のソテー」で、友人たちと、ナイフとフォークで、どうやって食べようと、悩みながら到着したことを思い出します。
 味は忘れてしまいましたが、案外上手く食べられて、みんなで「かんたんだった〜!」と言ったのを思い出します。
 出かける当日、ホテルから親切に電話で「台風ですが中止されますか?」と聞かれ、「行きます」と、台風とともに北上して、楽しんだ日光の旅でした。
 若いというのは、元気なことだと思います。

 虹鱒(にじます)はソテーの他、フライにしたりもしますが、骨が気になる私は、やっぱり、圧力鍋で甘露煮です。
 そうしたら、時間に追われる朝食に出しても、お弁当の一品にしても大丈夫です。
 小さな子や、年配の方のおもてなしにも、安心して出せますね。
 作り置けるのも大きな魅力です。
 翌日、翌々日が、より食べごろです。

 甘露煮には、山椒の実があると便利です。
 5月中頃を過ぎると、緑色鮮やかな山椒の実が、ほんの一時期出回ります。
 この実を、ひとつずつ切り分けて、さっと茹で、冷ましてから冷凍しておくと、魚を煮る時に、一年中活躍してくれて、とても助かります。

材料 虹鱒(にじます) 適宜 調味料

味醂
砂糖かざらめ
醤油
山椒の実
1/2カップ
1/2カップ
1/2カップ
大さじ2
1/2カップ弱
適宜(てきぎ)

手順 下ごしらえ
  1. 虹鱒(にじます)は、えらから内臓を取り、水で洗う。

     頭を残す場合は、えらから内臓を取り出します。
     私は、出来ないので売り場でしてもらいます。
     頭は食べないので、切り落とし、内臓を出してもいいと思います。
作り方
  1. 圧力鍋に虹鱒(にじます)を並べて入れ、調味料、山椒の実を加え、ふたをする。
  2. 強火にかけ、圧力がかかったら、火を弱めて25分間加熱して、火を止める。
  3. 圧力が下がったら、ふたをあけ、煮汁の量を見る。
     ざらめを使うと、一瞬で煮汁が飴状になり焦げることがあります。
     煮汁が少ない時は、酒をたして、煮汁の量をふやします。
  4. もう一度ふたをして、あと5-7分間圧力をかけ火を止める。
     鍋から出る蒸気のにおいを注意して、焦げ臭かったら、火を止めてください。

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