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 このボタンは、日本語画面のときだけ使えます。 ホームページのトップに戻る (さば)の味醂干し レシピ

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鯖の味醂干し  冬の(さば)は、値段はいつも安定して安いのに、本当に美味しいです。

 新鮮な鯖を見つけたら、鯖の味醂干しを作っておくと、日持ちがしますので、忙しい日の夕食に、お弁当の一品に、焼くだけなので簡単です。

 干物のコーナーに行くと、鯖の味醂干しが、何種類か並んでいます。
 でも、材料の欄を見ると、添加物や、色素が数種類入っていると表示されていて、買うことを躊躇します。
 醤油漬けと書いてあるものでも、なぜか赤色が添加されていて、がっかりです。

 鯖の味醂干しは、鰯の味醂干しに比べて、身が厚いため、調味液の分量も、醤油と味醂同量加えて漬けておくだけで、美味しい味醂干しが簡単に出来上がります。
 自分で作ったら、鯖の鮮度も確かですし、もちろん、色素などの添加物も入っていないので安心して食べられます。

 手作りするついでに、もう少し手間をかけて、食べる時身をほぐすだけで食べられるように、魚を下処理して、調味液に漬けると、骨を取るのが面倒だと言って、魚嫌いになっている家族も、きっと魚好きになると思います。
 ちょっと面倒と思いますが、これをしておくと、みんなが残さずきれいに食べてくれるので、結局、別の一品を作らなくてすみ、かえって簡単です。

 魚の下処理の仕方

 スーパーでは、鯖は二枚に下ろしてあることが多いです。
 二枚とは、背骨がついている身と、背骨がついていない身の二枚です。
 家に帰ったら、背骨のついている身を骨を下にして置きます。
 尾の方から、骨の上側にそって包丁を入れ、頭の方まで包丁を入れていき、骨と身を離します。
 これで、三枚おろしになります。
 腹骨を手で取り、身の中央に残っている小さな骨は、斜めに包丁を入れて、V字に切り取ります。
 こうすると、骨が全くなくなりますので、食べる時身をほぐすだけで食べられます。

 我が家では、取った中骨と切り取った身は、グリルで焼いて、身をほぐし、愛犬が食べます。
 愛犬も、自家製添加物なしのごちそう?が増えて、大喜びです。

材料 (さば)
醤油:味醂
砂糖
いり胡麻
適宜
1:1
少量
適宜
作り方
  1. 下処理して(上記)骨を取った身を、大きければ2切れに切り、容器に入れ、調味液に漬ける。
     容器は、身が隙間なく並ぶ大きさのものを用意します。
     調味液の分量は、身がやっと漬かる量です。身の上に、ラップをぴったりかぶせておくと、液が身の上までしっかりかぶります。
  2. 5-6時間、調味液に漬ける。
     途中、身を裏返した方がいいです。
  3. 胡麻を身に振る。
  4. かごに、身を上にしてのせ、干す。
     かごに、ひもをつけて洗濯竿に下げると、猫に狙われません。
     ハエが飛ぶ季節は、かごの上に網をかけたほうが安心です。私は、生ゴミの水きりネットを使います。
     陽射しがなくても、時間はかかりますが、乾きます。
     (さば)の大きさ、気温、風などの状態で、乾燥日数が変わってきます。冬でしたら、2日前後でしょうか?
     気温が20℃以上の時は、腐敗しないように注意してください。
  5. グリルの網に身を上にして並べ、火をつけて、焦がさないように火加減に注意して焼く。最後に裏返して、皮の方も焼く。
     火をつけてから、鯖を入れて焼くと、身が網についてしまうので、火は、並べてからつけ、グリルはあらかじめ温めない方がいいと思います。

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