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 このボタンは、日本語画面のときだけ使えます。 ホームページのトップに戻る 草餅(くさもち) レシピ

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草餅(くさもち)  近くの川の堤防の緑が濃くなる頃、ヨモギが小さな芽を吹き出します。
 子供たちが小さい頃、川へのあぜ道や堤防でヨモギを摘んで、友人の家で、餅つき機で餅をついて混ぜて食べたことを懐かしく思い出します。
 近頃は、道路も舗装され、田んぼは宅地化され、ヨモギに出会うことも少なくなってきました。

 そんな春の日、いつも行くJAにヨモギが並んでいました。
 きれいに洗って長さもそろえてあるのに、一束100円。
 ヨモギは、もう摘むものではなく、買うものになったの?と少し悲しく思いました。
 が、すぐ気は変わって、探す手間が要らないから簡単だ!と思いつき、悲しい気持ちはどこへやら、うきうき気分で早速、買い込みました。

 葉の裏にふわふわした毛が生えていて、やわらかそう〜。
 春の香り一杯で、顔を近づけると幸せです。

 そんな春の草、ヨモギで春のお餅、草餅を作りました。
 餅つき機がないので、もち米を炊いて、つぶし、ぼた餅風のよもぎ餅です。
 自分で作ったら、好みの量のヨモギが入れられるのが、嬉しいです。
 すりつぶしたヨモギが残ったら、ラップで包んで冷凍します。
 そうしたら、また、食べたいときに、いつでも楽しめます。

材料 ヨモギ
もち米
150-200グラム
2カップ
適宜

作り方
  1. もち米は洗って、炊飯器で炊きおこわの分量で水を入れ、炊く。
  2. ヨモギは洗って、太い部分の茎は取り去り、たっぷりの湯に重曹を少し入れ、茹でる。
    葉先の方は柔らかいので、茎の方から入れます。茎をつぶしてみて、つぶれるくらいになるまでゆでます。
  3. たっぷりの水に入れ、さらす。
    さらしすぎると香りが抜けますので、注意してください。
  4. 3を絞り、細かく切って、その後つぶす。
    軸や茎の部分の繊維が強いので、包丁で細かく切ってから、すり鉢ですったり、ミキサー、バーミックスなどで、細かくします。
  5. 餡は、小さく丸める。
  6. 炊き上がったご飯に4を加え、炊飯器の中で、すりこ木や麺棒で、つついてつぶす。
  7. 6を適量取り、楕円形に丸め、ラップを広げた上に置き、その上からラップをかぶせ、手のひらで優しく広げつぶす。
  8. 7に丸めた餡を中央にのせ、下に敷いたラップごと、半分にたたむ。

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