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 このボタンは、日本語画面のときだけ使えます。 ホームページのトップに戻る ヘルシー シーフードカレー(里芋と豆腐入り) レシピ

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 里芋とカレーを食べたいというリクエストに答えて、ヘルシーカレーを作りました。

 鮮度のいい しろぐち が手に入ったので、カレーの具は、白ばかりにしました。
 白い具?
 里芋、豆腐、しろぐち、イカです。

 カレーの具とは縁遠そうなものばかりですが、意外とあっさり味で美味しく、作る時間も短く、簡単に作れます。
 カレーに入れた豆腐は、予想外の美味しさです。
 
 しろぐち(・・・・) は、別名 いしもち とも呼ばれる、白身の魚です。
 体は、銀白色で、浮き袋が大きく、釣り上げたときに、「ぐーぐー」うるさい音がして、愚痴(ぐち)を言っているみたいな所からついた名前だそうです。
 上手く名前がついていると感心します。
 おもしろいことに、英語の名前も「croaker:カーカー鳴くもの」で、
Webster's に When caught these fishes make a croaking sound.
One who croaks, murmurs, grumbles(不平を言う), or complains(ぐちをこぼす) unreasonably.
と書かれています。

 この魚は、蒲鉾(かまぼこ)の材料になるそうです。
 
 里芋は、粘りがあるので、茹でこぼして、粘りを取り煮ます。
 豆腐は、水分が出てくるとカレーが水っぽくなるので、茹でて、水分を出してから、食べる直前に加えると、より美味しく出来上がります。
 ご飯には、乾燥水菜を混ぜてみました。

 魚は、しろぐちでなくても、何でもいいと思います。
 真っ白いはんぺんのフライでも、美味しそうです。

材料 しろぐち
イカ
里芋
豆腐

手順 下ごしらえ
  1. しろぐちは、頭を落とし、尾の方から、三枚に下ろす。(売り場で頼んでしてもらうと簡単です。)
  2. 水で洗って、ペーパータオルで拭く。
  3. 食べやすいように、残った骨を取り、適当な大きさに切る。
  4. イカは、足を引っ張って内臓を取り出し、骨もとる。
  5. イカの皮を、身のすみ から引っ張ってむく。(ペーパータオルでこすってもむけます。)
  6. 胴は、輪切りにする。
  7. 里芋は、皮をむき、1センチ厚さに切る。
  8. 鍋に、たっぷりの水、里芋を入れ、加熱する。(吹き零れないように注意して下さい。)
  9. 煮え立ったら、火を止め、湯を捨てた後、水で洗い、ぬめりを取る。(流し水をしながら、箸で芋をぐるぐる回すようにして、ぬめりを取ると、手が痒くなりません。ちょっと、怠け者?)
  10. 豆腐は、鍋に適当な大きさに切った豆腐とかぶる量の水を加え、沸騰する前に火を止める。
  11. 湯を捨て、鍋を斜めに傾けて、水切りしておく。
作り方
  1. 鍋に下ごしらえした里芋、かぶる量の水、スープの素を入れ、加熱する。
  2. 里芋が、串が刺さるくらいの軟らかさになったら、火を止め、市販のカレールーを割り入れ、しばらく煮る。
  3. しろぐちは、塩、胡椒をする。
  4. ポリ袋に、少量のカレー粉、小麦粉、あればごく少量のパン粉を入れ、3も加えて、袋の口をねじり振って、粉をからませる。
  5. 熱した揚げ油に、4を入れ、カリッと揚げる。
     粉を油に落としてみて、落ちてすぐ上がってくるくらいの温度になったら、魚を入れます。
  6. 2に、イカ、豆腐を入れ温め、5をトッピングする。

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