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 このボタンは、日本語画面のときだけ使えます。 ホームページのトップに戻る 雛祭り寿司 桜でんぶ レシピ

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雛祭り寿司 桜でんぶ  桜色と若草色のでんぶをたっぷりのせた、ひし形のひな祭り寿司です。
 優しい色と食感が、ひな祭りらしくて、嬉しいです。

 でんぶってどうやって作るの?
 鱈をゆでて、身をほぐしたら、鍋に入れ、弱火で加熱する、冷ますを繰り返すと、どんどん身が繊維状にほぐれてきて・・・。
 ふんわり、優しい食感のでんぶが、出来てきます。

 そして、せっかく自分で作るのですから、今日は、食紅ではなく、食べられるもので、色をつけました。

 桜色は・・、実は、梅干(うめぼ)しを作った時の、梅酢です。
 梅干(うめぼ)しを作った後、魚を煮る時や、紅生姜を作る時に使いますが、それでもまだまだ、たくさん残っていて、何に使おう?といつも思う梅酢が、役に立ちました。
 若草色はもちろん、抹茶です。

 色付けするものは、梅酢や抹茶だけでなく、何でもいいと思います。
 台所の中をぐるっと見回して、いい色がつきそうなものを探してみてください。

 薄桜色のご飯も、梅酢を混ぜただけにして、簡単にしました。
 簡単ですが、香りも味も、とってもよく、美味しいです。

 ひし形を作るのには、牛乳パックを使うと、ご飯がくっつくことなく、簡単に形作ることが出来ます。
 でんぶをのせる時も、牛乳パックで仕切りを作って、でんぶを入れると、きれいに入ります。

 可愛いひし形のおすしを作って、ひな祭り、楽しみたいです。

材料
鱈(鯛などの白身の魚) 200-300グラム
梅酢
抹茶
適宜

手順下ごしらえ
  1. 炊き立てのご飯に、梅酢を振りいれ、混ぜ合わせる。
  2. 鱈は、たっぷりの湯で茹でる。
  3. 茹でた後、皮、骨を取り、身をほぐす。
  4. 3をふたつの鍋に分ける。
作り方
  1. ほぐした魚の身、身の半分程度の量の酒か水を鍋に入れ、大き目のスプーンやお玉などで身をつぶしながら、弱火で、軟らかく煮る。
  2. 煮汁が少なくなってきたら、砂糖を小さじ1加え、4-5本の箸で、身をよりほぐすようにかき混ぜながら、弱火で焦がさないように炒る。
  3. 鍋を火から下ろし、色をつけるための、梅酢を色の様子を見ながら加え混ぜる。
  4. 弱火で焦がさないように箸で混ぜ、鍋が熱くなってきたら、火からおろし、濡れ布巾の上に置き鍋を冷ます。
  5. 弱火で炒る、火からおろして冷ますを何度も繰り返し、身が段々ほぐれてふんわりとなるまで、かき混ぜる。
  6. あと残り半分量の鱈の身も、同じようにして、でんぶを作る。
    抹茶の場合は、塩気がないので、砂糖を加える時に、ごく少量の塩も加えます。
  7. 牛乳パックの底の方を切り、側面を切り離したあと、セロテープで止め、ひし形にする。
  8. ひし形にした型に、梅酢で味をつけたすし飯を入れ、押すように詰める。隅は、スプーンやしゃもじで押さえる。(ぎゅっと上から押すと、形はよくなりますが、ご飯がつぶれて硬くなるので、やさしく少しだけ押してください。)
  9. 対角線上に牛乳のパックで作った仕切りを入れ、2色のでんぶをふんわりのせる。
  10. 菜の花、水でさっと洗った桜の花の塩漬け、などを色よく飾る。
砂糖は、控えめにしたありますので、味見をしてお好みの甘さにしてください。

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