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 このボタンは、日本語画面のときだけ使えます。 ホームページのトップに戻る ()み大根 凍み大根と貝柱の煮物 レシピ

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凍み大根  雪国では、一番寒い 1月終わりから 2月初めごろ、大根を硬めに茹でてから、紐を通して軒下に干し 凍み大根 を作る、とテレビで中継をしていました。
 「雪国の家の軒先に、吊り下げられた大根」とても平和で、美しい景色でした。

 雪国ではないから腐ってしまうかもしれないけれど、我が家の軒先にも、あの風景を作りたいと思って、天気予報とにらめっこ。
 「今年一番の寒気到来」の言葉を聴いて、いつもは 嫌いな寒さがやってくる! と思うのですが、凍み大根を作る好機がやってきたと、いそいそと大根を用意しました。

 大寒波が来て、二階に下げた大根は、夜、凍ったまま午前中は溶けず、午後は溶けるを繰り返し・・。
 どんどん小さく乾燥しました。本当に不思議です。
 テレビで見たのと同じ雰囲気に出来上がってきて、二階に上がるのが、楽しみな大寒になりました。

 干しあがったら、すぐ、試食。
 「これって保存食なんじゃない?」と言う家族の声にも、ひるむ事なく、すぐ、乾燥したものを戻して・・・。
 よーく考えてみれば、新鮮な大根を乾燥させて、何やってるんだろう?とも思いますが、厳寒が楽しく過ごせました。

 煮物にすると、だしをたっぷり含んで、歯ごたえも独特で、美味しくいただけました。
 残った分は、大切に冷蔵庫に入れて、暖かくなってから、また、愉しみました。

材料 大根
お好み量

作り方 干し始め
  1. 大根を2-3センチ厚さの輪切りにして、皮をむく。
  2. 硬めにゆでて、真ん中に穴を開ける。
  3. 穴に紐を通して、日当たりがよく、風通しのよいところに干す。
  4. 夜に凍り、昼は溶けるを繰り返し、乾燥するまで干す。

凍み大根と貝柱の煮物 干し終わり
  1. 凍み大根は、熱湯につけて、軟らかくなるまで戻す。
  2. 1を絞る。
  3. 鍋に凍み大根を入れ、かぶる量のだし汁を加えて、5分ほど煮る。
  4. 調味料を加えいれて、落し蓋をして弱火で味を含ませ、最後に食べやすい大きさに切った貝柱を加え、さっと煮立てる。

     調味料は、だし汁2カップの場合、味醂大さじ3、醤油大さじ2-3、酒大さじ2を目安にお好みの味に調節してください。

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