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 このボタンは、日本語画面のときだけ使えます。 ホームページのトップに戻る 大根の煮物 聖護院大根(しょうごいんだいこん) レシピ

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大根の煮物 聖護院大根(しょうごいんだいこん)  冬は、やっぱり大根です。
 肌は白くすべすべで、水分たっぷりの大根が美味しい季節です。

 聖護院大根は、丸大根とも呼ばれ、蕪のように丸い形です。
 重さはずっしり、大きさもたっぷりなので、切る時にどんな形に切ろうかと迷います。

 そして煮物を作る時はいつも、「濃口醤油?」「淡口醤油?」どちらを使おうか迷います。
 野菜の風味を生かして炊く場合は、やっぱり淡口醤油がいいです。

 お出汁(だし)たっぷりで薄味で炊いて、じっくり煮汁につけて味を含ませ、ゆっくり味わって食べたいです。
 ずっと長い間、この味を出すには淡口醤油を使うということを知らず、謎だと思っていました。
 それがわかった時は、ちょっとした感動でした。
 気づいてみると、関西のスーパーの醤油の売り出しの時は、濃口、淡口、どちらも仲良く並んで売っていました。
 もっとよく見ていたら、「淡口醤油」を選んでいる人の方が多いかもしれないと、気づきました。
 私は、これに気づいた頃から、「濃口醤油文化」から「淡口醤油文化」の関西になじんで、関西人になりたいと願うようになったと思います。

 聖護院大根は、煮くずれしにくいので、煮物や おでん にすると ぴったりです。

材料 聖護院大根
薄揚げ
適宜
調味料 出し汁:淡口醤油:味醂
砂糖
8:1:1
少量
ほんの少し

作り方
  1. 聖護院大根は半分に切り、皮をむき、2センチ位の厚さに切る。
     場所によって大きい所は、いちょう切りにします。
  2. 薄揚げは、湯をかけて油抜きをして、適当な大きさに切る。。
  3. 鍋に水を入れ、米のとぎ汁か、一握りの米を入れ、1を加えて串がやっと通るくらいまで、茹でる。
     面倒ならしなくてもいいですが、これをした方があくが抜け、美味しいです。
  4. 鍋に2、3、かぶる量の出し汁、調味料を入れ、最初は強火で、煮立ったら弱火にして、串がすっと通るまで、落し蓋をしてゆっくり煮る。
     落し蓋は、鍋の口径に合わせてクッキングシートやアルミホイルを丸く切り、真中に小さな穴をあけたものを作ってもいいです。
  5. 汁に入れたまま冷まし、食べる前にもう一度温める。

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