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 このボタンは、日本語画面のときだけ使えます。 ホームページのトップに戻る 鬼まんじゅう(鬼饅頭、おにまんじゅう) レシピ

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 さつま芋の色が鮮やかな、おにまんじゅう。
 ごく最近まで、名古屋地方の食べ物ということを知りませんでした。

 今日のお昼は何にしよう? と思って、子供たちに聞くとよく「鬼まんじゅう」と答えが返ってきました。
 答えを聞いて、すぐ作って、食べて・・・。
 そんなふうに 簡単に作る鬼まんじゅう も美味しくて、食物繊維がいっぱい取れていいですが、これは、もう少し時間をかけて作る本格的な? 鬼饅頭です。

 食べられるのでもったいないと思ってしまいますが、色や軟らかさを大切にしたいので、芋の皮をむき、しっかり あく を抜いて、ういろう状のつなぎでまとめました。
 しっとり軟らかくなるまで、時間をかけて蒸します。

 名古屋の覚王山、日泰寺の門前にある「梅花堂」って知っていますか?
 とっても美味しい鬼饅頭を作っているお店です。
 予約をしないと、なかなか買えないのですが、お店の前に電光掲示板が出ていて、おにまんじゅうの在庫状況が、前を車で通っただけで見ればわかるようになっているのです。
 すごいお店ですね。

 その鬼まんじゅうに、少しでも近づきたいと願って、いつも作ります。

 鬼饅頭を作るとき、さつま芋の種類は何でもいいですが、出来れば、紅東より金時を使った方が、より甘く、色もきれいに出来上がると思います。

 後記
 最近加齢のためでしょうか、ひとつずつ作るのが面倒になってきて、いい事?を思いつきました。
 蒸し器に水を入れ、すのこを置いてクッキングペーパーか、ふきんをしき、種をスプーンで丸く小山状に置いて、小さな丸い鬼饅頭をいくつか作らず
 全分量を、ホットケーキのように大きな丸い形状に流し入れ、一度に全部蒸かすのです。
 そして、食べるとき、ケーキのように放射線状に切り分けたら簡単!おしゃれ!??

 もっと、急ぐときは、圧力鍋で蒸かしたら、加熱時間もずっと短く、あっという間に出来上がりです。
 我が家の圧力鍋の場合は、圧力がかかってから、6-7分加熱したら出来上がりです。


材料 さつま芋
砂糖(三温糖でも)
小麦粉
300グラム(皮をむいた状態で)
60グラム
60-70グラム
少々

作り方
砂糖を加え、よくなじむように混ぜ合わせて、20分間位置く。
  1. さつま芋は、はしを切り落とし、1センチ厚さの輪切りにして、皮をむく。
  2. 1センチ角位の大きさに切り、たっぷりの水につけて30分間あくを抜く。
     これは使っていませんが、くちなしの実を半分に切って入れておくと、芋の色がより鮮やかになります。
  3. 2の水を切り、砂糖を加え、よくなじむように混ぜ合わせて、20分間位置く。→右上の写真
  4. 時々混ぜ合わせ、芋から水分が出てきたら、そこへ小麦粉、塩(甘みをより引き立てるため)を入れ、よく混ぜなじませる。
     芋の鮮度や種類によって、出てくる水分量が違いますので、なじまないようならば、水を少量加えます。
     ういろう状のつなぎをもっと多くしたい場合は、ここで、水と小麦粉(各大さじ1)、お好みで砂糖少々を足してもいいです。
  5. 蒸し器に水を入れ、すのこを置いてクッキングペーパーか、ふきんをしき、4をスプーンで丸く小山状におく。→下の写真
  1. 蒸気が落ちないようにふきんかペーパータオルをふたにかぶせ、蒸し器にふたをして強火にかける。
     ふたは、蒸気が逃げるようにほんの少し開けておきます。割り箸などをはさむといいです。
  2. 蒸気が上がったら、弱火にして、芋が軟らかくなるまで30-40分間蒸かす。
     鍋が小さくて全部一度に蒸かせない場合、芋から水分が出て状態が変わっていたら、少量の小麦粉を足し、さつま芋に粉がからみつき流れないように調節します。

     圧力鍋で蒸かす場合は、ういろう状のつなぎが軟らかくて流れないように、分量より小麦粉を大さじ2多く加え、硬めにします。
     圧力鍋に1カップの水を入れ、すのこを入れ、クッキングペーパーを敷いた上に、5と同じように並べます。
     ふたをして、強火で加熱します。圧力がかかったら、3-4分間加圧します。(さつま芋の硬さや種類などの状態によって加圧時間が変わります)
     圧力が下がったら、取り出します。
     急ぐときは、圧力鍋が速いです。


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