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 このボタンは、日本語画面のときだけ使えます。 ホームページのトップに戻る 老犬のおろし介護食 レシピ

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愛犬のおろし介護食  愛犬は早いものでもう13歳半になりました。
 人間にしたら、70歳くらいでしょうか。

 怖いことがあると、ブロック塀をかじって、もともと下の前歯がすりへってなかったのですが、加齢で他の歯もすりへってきて、硬いものが、より苦手になりました。

 そこで、ドッグフードは硬くて噛めないので、レンジで熱く暖めた牛乳でふやかして、やわらかくすることにしました。
 すると、噛めなくても、食べやすいです。
 熱い牛乳をかけた後、ラップをしておくと、温度が保てるのでよりやわらかくなります。

 そして、魚は、すべて圧力鍋で加圧してから25分間煮て、指で骨も身もすべてつぶれるように煮ることにしました。
 何度かに煮るのは面倒ですし、ガス代も無駄なので、まとめてたくさん煮て、小分けして、冷凍保存しています。

 野菜は、以前からおろし野菜食にしていましたが、最近は、おろし野菜に、豆腐とかつお節も加えています。
 味見をしてみるとおろし野菜だけより、舌触りもやさしく、味もずっとまろやかで美味しいです。
 ほうれん草や小松菜をゆでた時、愛犬の分をみじん切りにして冷凍しておきます。
 それを最後に一緒に加え煮ると、ビタミンが取れます。
 カボチャをレンジで加熱して、つぶして入れると、とても甘くて美味しくなります。

 私が、もっと高齢になって嚥下が悪くなったら、こんなのを食べたらいいかも・・と、より美味しくなる味を研究中です。

 大根やにんじんをおろす手間を省きたいと思って、とても安価な電動大根おろし機を買いました。
 硬いものが苦手らしく、大根を皮付きのままおろすと、皮だけ残るのが難点ですが、急ぐときや、硬すぎる大根のときは、楽におろせます。

 もうよく知られたことですが、
 大豆製品は、骨からカルシウムが溶け出すのを防ぎ、動脈硬化や骨粗鬆症の予防や改善や、抗酸化作用によるアンチエイジングの効果もあると言われています。
 そして、かつお節の旨みのもととなるイノシン酸は、全身の細胞を活性化させる栄養があるとか。
 豆腐ひとつ、かつお節ひとつかみで、だんだん後ろ足が弱くなったり、毛が白っぽくなってきた愛犬が、少しでも長く元気でいてくれたなら、嬉しいです。


 もっと、老犬になったとき、水分補給が上手くできるようにと思って、食事のとき、かつお節で取った「だし汁」もあわせて飲ませています。
 味が美味しいので、喜んで飲みます。
 寝たきりになったとき、美味しく飲んでくれたら、水分も栄養も補給できて、命の水になるかも・・と思っているのですが、予定通り上手くいくでしょうか。

材料 野菜
(大根、人参、かぶ、イモ類など、お好みで)
緑黄色野菜
豆腐
かつお節

作り方
  1. 野菜は、洗って、すりおろす。
  2. 鍋に、1を入れて、沸騰するまで煮る。
  3. 緑黄色野菜のみじん切り、豆腐、かつお節を入れて加熱し、煮立ったら出来上がり

     鰯、鯵等の魚の骨は、圧力鍋で25-30分間加圧すると、骨が身と区別できないくらいのやわらかさになります。
     鯖などの、背骨が太い魚は、50分間加圧すると、やっぱり骨と身の区別がつかないくらいのやわらかさになります。
     冷凍しておくと、毎回作らなくてもいいので簡単です。

     だし汁は、鍋に湯を沸騰させ、かつお節を一握り入れ沸騰したら、火を切ります。数回分作って、冷蔵庫で保存できます。
     使ったかつお節は、食事のときに、混ぜて食べさせたら、残り物なしです。

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