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 このボタンは、日本語画面のときだけ使えます。 ホームページのトップに戻る 黄飯(くちなし‐めし【梔子飯】) レシピ

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 炊飯器で簡単に炊いた、鮮黄色の炊きおこわです。
 黄色は、クチナシの実のエキスからとっています。

 黄飯は、江戸時代の貧しかった時、小豆のかわりにクチナシの実を使ったともいわれていますが、大晦日や端午の節句の時に、重詰にして食べることが多いです。

 こんな黄色のご飯があったら、いつもの見慣れた献立の日でも、気分が変わって、食欲も増しますね。
 その上、一緒に入れた黒豆の色素には、「アントシアニン」が含まれていて、血液サラサラ効果で、高血圧の予防にもなり、体にもよくて・・・。

 黒豆を煮るのが面倒だったら、近頃は、ゆで大豆のようにボイルした黒豆をドライパックしたものを売っているので、それを使ったら、とっても簡単です。

材料 黒豆
もち米
クチナシの実
米の1/4量位まで
2合
2-3個
少々

手順 下ごしらえ
  1. 黒豆はさっと洗って、たっぷりの水に6時間以上つける。
  2. 鍋に、黒豆と浸し水を入れ、沸騰させたら弱火にして、あくを取りながら、軟らかくなるまで煮る。水が足りなくなったら、水を足す。
     圧力鍋を使って2をすると、簡単です。
    ふたをしないで、火にかけ、煮立ったら、表面に浮いた灰汁(アク)を取り除く。
    ふたをして強火にかけ、おもりが勢いよくまわったら火を弱める。
    20分弱火加熱して、火を止める。(加圧時間は、お使いの圧力釜の圧力や、お好みにより変わります。状況に合わせて調節してみて下さい。)
    錘(おもり)を少しずらして、圧力をすぐ抜く。
  3. クチナシの実は、2-3に切って、もち米と同量のぬるま湯に浸け、茶漉しでこす。
  4. もち米は洗って、水を切り、30分以上置く。
作り方
  1. 炊飯器の内鍋に、洗ったもち米、を入れる。
  2. 炊飯器のおこわの目盛りに合わせて、黄色い水を入れる。黒豆、塩少々も加えてかき混ぜ、平らにして、いつものように炊く。
     黄色い水が足らなければ、水を足します。
     大さじ1の酒を水に代えて加えてもいいと思います。

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