雑煮(名古屋風) レシピ
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名古屋のお雑煮は、もち菜と呼ばれる菜っ葉をたっぷり入れただけの?、とってもシンプルな雑煮です。
私の実家は、父が東京で小さい頃育ったせいか関東風の雑煮でしたので、 名古屋風の雑煮 は、結婚した次の年に、義母が作ってくれて食べたのが初めてでした。
名古屋風は、お餅を焼かずそのまま鍋に入れるので、トロッと溶けそうになった軟らかいお餅が特徴です。
そのままお餅を煮て、鍋にくっつかないの?と思いますが、そこは、長年の経験で?
そうではなく、鍋の底に食べやすいサイズに切ったもち菜を敷き詰め、その上にお餅を置きます。
すると、餅がとろけても、菜っ葉が底に敷いてあるので、鍋底にくっつかず、お椀につけるときも、菜っ葉ごとつけられるのです。
そして、菜の上に餅を載せると、餅を持ち上げたとき菜っ葉が一緒についてきて、「菜を上げる」ことが、「名を上げる」につながっていると言う意味が込められているらしいです。
お正月早々、縁起がいいことです。
本当にシンプルなお雑煮ですが、煮方も食べ方もどちらも、上手く考えてあると感心します。
残念ながら、関西にはもち菜を売っていないので、私は小松菜で代用しています。
もち菜は小松菜の一種らしいですが、小松菜より葉がもっと軟らかく小ぶりのような気がします。
我が家は、薄味で作っていますが、名古屋ではもう少し濃い醤油味で食べていると思います。
材料
もち菜
角餅
かつおパック
適宜
4個
適宜
調味料
だし汁
淡口醤油
塩
2カップ
小さじ1.5-2
少々
作り方
もち菜は洗って、3-4センチの長さに切る。
鍋にだし汁を入れ、煮立ったら、もち菜を敷き、上に角餅を並べ入れる。
調味料で味を整え、ふたをして加熱し、餅がほとんど軟らかくなったら火を止め、しばらく置く。
ふたをしてしばらく置いておくうちに、お餅が軟らかくなります。
器にもち菜を下に敷き、汁を注ぎ、かつお節をかける。
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