ホームページのトップに戻る。 
 このボタンは、日本語画面のときだけ使えます。 ホームページのトップに戻る マイバッグ エコバッグ(レジ袋型) レシピ

6枚使用のレジ袋型  最近、環境保全やCO2削減を考えて、レジ袋の使用量を少なくしようとか、レジ袋を有料化しようとか言う話を、よく聞きます。
 そんな中、ローソンが無料の“マイバッグ”を配布する。と聞き、「私も、是非ほしい!」と思いましたが、我が家のそばのローソンでは、そんな気配はゼロでした。

 それなら・・。
 「自分で作ったらいい!!」と思いつきました。

 エコでも可愛くて、たたんだ時は小さく、でも広げたらたっぷり荷物が入って、その上、重い荷物を入れても、手に食い込まない。
 そんなバッグが、欲しいですね。

 いろいろ考えた結果、傘を使ったらいいと思いつきました。
 傘の布は、かさばらなくて、たたんでもしわにならず、その上、洗ってもすぐ乾きます。
 そして、布が同じ大きさに切ってあるので、裁断する必要が無いのも、裁縫が苦手な私には、ピッタリです。

 その上、傘って、プリントもいろいろあって、どれにしようかと迷うほどありますから、好みに合わせて、選ぶことが簡単です。
 そして、値段も安いものから(100円ショップにだってあります)、?万円の上等まで、それぞれで、お財布と相談しながら、選べます。

 でも、私は、買ってすぐ骨が折れてしまったけれど、捨てるのは忍びないと思っていた傘をリサイクルして?作ったので、予算は、ゼロです。
 これこそが、本物のエコです。
 みなさんも、きっと、お気に入りの骨折れ傘、家のどこかにありますよ。
 それを有効利用しましょう。

 普通の傘は、全部で、8枚の布で作られています。
 そのうちの6枚を使って、レジ袋型の大き目のバッグと、残りの2枚で小さなコンビニ用のバッグと、二つ作ります。
 さあ、傘布を骨からはずして、縫い目をほどいたら、さっと洗って、始めましょう。

 この傘は、8枚の傘布中、2枚だけにプリントがあり、あと6枚は無地です。

 作り方は、意外と簡単です。
 裁縫が得意な方は、待ち針で仮止めするだけでも大丈夫かもしれませんが、私は、不得手なので、ミシンをかけたとき、布が滑ってずれないように、しつけ縫いをしました。
 縫い代を7-8ミリと考えて、1センチくらいの所にしつけをかけると良いです。
 ミシンは、しつけより少し外の、7-8ミリのところを縫います。
 そうすると、しつけ糸を抜く時、すぐ抜けて楽です。
 しつけをする時、最後の糸止めの玉を作らないでそのままにしておくと、抜いて、またすぐ、次のしつけをかけることが出来ます。
 しつけを抜く時に、糸が千切れなければ、一本のしつけ糸があれば、全部の部分のしつけが出来るということで、これもエコ?です。



作り方 (6枚使用のレジ袋型)

1
中表に合わせて縫う
全部で4枚縫う
 傘の布を上下反対方向、中表に合わせ縫う。全部で4枚縫う。
 1枚は、傘を止める紐がついているものにすると、バッグをたたんで止めるときに、利用できます。
2 筒状にする  1の両端を縫って、筒状にする。
3 もう一枚(5枚目)の傘布を、中表にして袋の上部に、置く  表にして長方形の袋状に形を整え、もう一枚(5枚目)の傘布を、中表にして袋の上部に、置く。
4
レジ袋を重ねて置いて、持ち手の長さを決める。
持ち手の寸法
布が滑ってずれないように、しつけ縫いをしました
 ちょうど同じくらいのレジ袋を重ねて置いてみて、持ち手の長さを決める。
 この場合は、横20cm、縦12cmにしました。袋の中心を決めてから、測ってください。
5 縫い代を5-6ミリに切る  決めたところをミシンで縫ったあと、縫い代を5-6ミリに切る。
 角の部分は、放射線状に細かく切ると、角がきれいに裏返せます。
6  5で縫った見返しを4-5センチ幅に切り、袋を表に返してアイロンをかける。
 切り取った三角形の布は、小さいコンビニ袋の持ち手の裏に使います。
7  反対側も、同じようにする。(6枚目)
8 両脇の輪の部分を上から切る(これは15cm )  袋を裏にして、持ち手になる部分を作るため、両脇の輪の部分を上から切る(これは15cm )
9 持ち手になる部分を合わせて、裏から縫う  持ち手になる部分を合わせて、裏から縫う。
10 持ち手の幅を半分になるように、中にたたむ  袋を表返し、持ち手の幅を半分になるように、中にたたみ、たたんだ部分を戻ってこないように上からミシンで押さえる。
(写真の右側を参照下さい→)

 同じ幅で袋の底までたたむと、たたんだ部分が 袋のまち になります。
11
まちが見えます
たたむとコンパクト
 最後に、袋を表側にして、底の部分にまちをつけてたたみ、袋の底を表側から縫う



作り方 (2枚使用のコンビニ袋型)

1 2枚を中表にして、袋になる部分を縫う  2枚を中表にして、袋になる部分を縫う。
2
レジ袋型バッグで切り取った残り布2枚(上記6)をそれぞれ中表にしてあわせる
ふちを縫う
 1を裏返し、レジ袋型バッグで切り取った残り布2枚(上記6)をそれぞれ中表にしてあわせ、ふちを縫う。
3 持ち手になる部分、2枚を重ねて、上部を縫い合わせる  2を表に返し、持ち手になる部分、2枚を重ねて、上部を縫い合わせ、先端を切る。
4 もう一度裏返し、持ち手の部分を縫う  もう一度裏返し、3の縫い代より、多めになるようにして、持ち手の部分を縫う。
 これを袋縫いと言い、こうすると、2度縫うことになり、強くなりますし、縫い代も出ませんので、縫い目が手に当たりません。
5 底に角が出来るように、三角につまみ縫う  最後に、底の部分を裏返し、底に角が出来るように、三角につまみ縫う。



 書いてあるとややこしそうですが、順番に作っていけば、簡単です。
 最近は、レジ袋をもらわないと、判などを押してくれて、たまったらサービスがある場合が多いので、是非、これを作って、サービスを利用しましょう。

 でも、一週間分まとめ買いをして、レジ袋4-5枚になるほど買い物をする時もあると思います。
 そんな時は、私は、レジかご型のバッグを持参します。

 レジの時、バーコードを読み取った後入れるかごに、持参のレジかご型のバッグをセットしておくと、レジの人が買ったものを入れてくれるので、レジでお金を払ったら、もうすぐ持って帰ることができ、荷物を詰める必要がなくて、時間の節約、手間なしで、とても楽です。
 以前は、恐縮しながら「ここに入れてください」と言って、自分でバッグをセットしていましたが、レジ袋削減と言われるようになってからは、レジの人に「ご協力有難うございます」と言ってもらえるようになって、その上、セットもしてもらえるようになってきました。
 きっと、もう少しで、レジ袋って有料化されるのだろうなあ、と思う瞬間です。

 ただこれは、重量が予想以上になるので、自分で作るより、市販の物のほうが、安心かもしれません。



←リンク元のレシピに戻る       ↑この章の先頭に戻る