ホームページのトップに戻る。 
 このボタンは、日本語画面のときだけ使えます。 ホームページのトップに戻る 愛犬の手作り食(魚) レシピ

←犬の食事に戻る

愛犬の手作り食(魚)
ベジタリアンドッグチャンク チキンのドッグチャンク チキンと野菜のドッグチャンク
 我が家では、愛犬の食べるものは、ドッグフード以外、手作りにしています。

 ドッグフードも止めたいのが本音ですが、もし、病気になって入院したとき、手作り食しか食べない犬では、犬はもちろん、お世話をしてくれる病院も困る・・と思うのが理由です。
 そこで、朝だけ、一握りのドッグフードを手作り食に加えています。

 手作り食と言っても、特別なものではなく、家にある家族が食べるものを、味付けなしで、煮るだけです。

 肉を食べさせることもありますが、ほとんどは、骨付きの魚です。

 40年くらい前、実家で秋田犬を飼った事があります。
 子犬を買った時、大型犬なので、半年ほどで急激に大きく育つときに、カルシウムが足らないと、骨が十分育たず、足が曲がってしまう・・と注意されました。
 それを予防するには、煮干でもいいので、小魚を必ず毎食、食べさせること。
 そして、青菜も忘れないように・・と。

 「お味噌汁の具」の味噌なし・・と言うイメージでいいと言われました。
 そんな食事をしていた秋田犬は、足が曲がることもなく、元気で、当時としては結構長生きして、13年ほど生きて、天寿を全うしました。

 そこで、我が家の愛犬も、骨付き魚と、野菜中心の食事を続けて、11年。
 今のところ、どこも悪いところはなく、病気で病院へ行ったのは、なんと真夏日に熱中症になって行ったときの一度だけ。
 いつも元気でいてくれて、心配いらずの、お金要らずの、とってもいい子です。

 魚がいいと思うのは、私の体験からでしたが、先日、朝日新聞(2010/5/17)の「高齢ペットと暮らす」と言う5回連載記事の中に、魚は犬の認知症の予防に役立つとありました。
 肉中心のペットフードだと、魚なら含まれている不飽和脂肪酸が、血中に不足してしまうそうです。
記事には、7-8才になったら、魚かサプリメントを与えることで、かなりの認知症の予防ができるとありました。

 魚の中でも、不飽和脂肪酸を含んでいるのは、さんま、さば、いわし、さけなどだそうです。

 近頃品薄みたいですが鰯とか、一匹100円の鯵や、秋なら秋刀魚などあったら、利用するといいと思います。
 我が家では、三枚におろしてもらった魚の中骨を、V字型に切り取って、まったく骨なし魚にして、人間が食べます。
 犬は、その切り取ったV字の骨付きの身を食べます。
 V字の骨付きの身をたくさん貯まるまで冷凍庫で保存しておいて、まとめて圧力鍋で煮ると、捨てるところなしですし、犬は骨がのどに引っかかる心配もなく、食べやすいです。

 余談ですが、熱中症になったとき、いつものように涼しい日陰で横になっていましたが、呼んでも立ち上がらず、一瞬目を開けるのですが、すぐ閉じてしまい目を開けませんでした。
 おかしい・・と思って、家の中に入れて、好きな食べ物を見せたり、なでたりしましたが、ほとんど反応しませんでした。

 急にどうしたの?このままでは死んでしまう・・と急いで病院へ連れて行きました。
 先生に、血液検査の結果はどこも悪くないので、たぶん熱中症でしょうと言われました。
 ???
 いつも外にいるのに?
 どうして今日は・・?

 毎年、少しずつ年齢を重ねているので、前の年に大丈夫であっても、次の年に、大丈夫と言うことはない。
 真夏日には、家の中で過ごさせたほうがいい・・と注意されました。
 9才の夏の事件以来、夏の日中は、家の中でゴロゴロすることにして、10才の夏は熱中症なしで元気に過ごしました。


 前述の「高齢ペットと暮らす」と言う記事の最終回に、ペットの霊園、火葬業者の選び方と言う中に、いくつか業界団体の紹介がありました。

 全国動物霊園協会  全国ペット葬祭業協会  動物供養協議会  日本ペット訪問火葬協会

 ペットと永遠の別れのとき、どうするか、と考えたとき、参考になるかもしれません。
 私は、愛犬の小さな楽園に、埋めようかなあ・・と、今は、ぼんやりと考えています。

材料 野菜
(大根、人参、青野菜、ほかイモ類など、お好みで)
魚(さんま、さば、いわし、さけなど)

手順 下ごしらえ  魚は、頭、尾を取り、内臓を出して、洗う。
作り方
  1. 野菜は、年齢にあわせた、適当な大きさに切る。
  2. 魚は、食べやすいサイズに切る。
  3. 圧力鍋に魚を入れ、かぶる量の水を入れて、ふたをセットし、強火で加熱する。
  4. 圧力がかかったら、弱火にして、20-25分間加圧する。
  5. 火を止め、圧力が下がったらふたを開け、魚を取り出す。
  6. 5の鍋に1の野菜を入れて、水を野菜がかぶる量まで増やし、もう一度加圧する。
    魚のだしが出ているので、この煮汁を使います。
  7. 圧力がかかったら、2-3分加圧して、火を止める。
    犬の年齢により、加圧時間を調節してください。
  8. 青野菜は、熱湯で茹でるか、レンジで加熱して、小さく切る。
    7に切った青野菜を入れてもいいですが、あくの出る青野菜は、別にして調理したほうがいいです。
    たくさん茹でて、よく冷まし、保存容器に入れて冷凍しておくと、必要量だけ取り出して、使えるので便利です。


     秋刀魚、鰯、鯵等の魚は、20-25分間加圧すると、骨が身と区別できないくらいのやわらかさになります。
     鯖などの、背骨が太い魚は、50分間加圧すると、やっぱり骨と身の区別がつかないくらいのやわらかさになります。

     少し多めに作って、野菜と魚を別々に数回分ずつ、冷凍しておくと、毎回作らなくてもいいので簡単です。
     我が家では、犬の夕食は、だしを取った後のかつお節も、冷凍しておいて、6に入れて使います。

     朝は、この手作り野菜と魚を、牛乳でふやかしたドッグフードにトッピングします。
     夜は、手作り野菜と魚を、ご飯にトッピングします。

←犬の食事に戻る       ↑この章の先頭に戻る