桜寿司 レシピ
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平安の昔、
惟喬親王
(
これたかしんのう
)
のお供で、
交野
(
かたの
)
の
渚の院
(
なぎさのいん
)
に花見に出掛けた
在原業平
(
ありわらのなりひら
)
が、満開の桜の木の下でこんな歌を詠んだそうです。
世のなかにたえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし
(この世の中に桜と云うものがなかったなら、春になっても、咲くのを待ちどおしがったり、散るのを惜しんだりすることもなく、のんびりした気持ちでいられるだろうに)
そこで、桜の花がいっぱいの桜寿司を作ってみました。
こんなお寿司を持ってお花見に出掛けたら、花がまだつぼみでも、満開でも、もう散ってしまっていても、ハラハラ、ドキドキする必要がないです。
だって、お弁当箱の中は、桜の花いっぱいですから??
ゆったりとした気分で、お寿司も、お花も、たっぷり味わいたいです。
すし飯
米
2カップ
お好みの量を入力下さい
酢
砂糖
(
さとう
)
塩
大さじ3
大さじ2
小さじ1/2
材料
うすいえんどう
にんじん
茹で筍
100グラム
1/2本
1/2本
乾し椎茸
4枚
桜の花の塩漬け
適宜
卵
2個
木の芽
適宜
調味料
うすいえんどう
砂糖
(
さとう
)
味醂
(
みりん
)
塩
(
しお
)
大さじ1/2
大さじ1/2
少々
にんじん、茹で筍
砂糖
(
さとう
)
味醂
(
みりん
)
醤油
(
しょうゆ
)
大さじ1
大さじ1
大さじ1/2杯
乾ししいたけ
砂糖
(
さとう
)
味醂
(
みりん
)
醤油
(
しょうゆ
)
大さじ1/2
大さじ1/2
小さじ2
卵
砂糖
(
さとう
)
塩
大さじ1
少々
手順
下ごしらえ
米は、いつもより水を少しだけ少なめにして炊く。
椎茸は、水で戻す。
人参、茹で筍は、3-4ミリ厚さに切り、桜の花の型で抜く。抜いて残ったところも取っておく。
うすいえんどうは、さやから出して、さっと洗う
桜の花の塩漬けは、水に入れ、塩を抜いて、絞っておく。
作り方
乾ししいたけを鍋に入れ、かぶるくらいのしいたけの戻し汁を加え、調味料を入れゆっくりと煮含める。
うすいえんどうは、水1/2カップと調味料を合わせて煮立て、うすいえんどうを入れ、柔らかくなるまで煮る。(汁につけたまま置いておくと、味が染みます。)
にんじん、茹で筍の調味料、出し汁3/4カップを鍋に入れあたため、にんじん、茹で筍を加えて、弱火で汁がなくなるまで煮る。
卵を焼く。調味料を加えた卵汁を、油を薄く引き、熱した卵焼き器に1/2量を、ゆっくりと入れ、弱火にして、焼く。冷ましてから桜の花型で抜く。(2枚焼く。)
人参、筍、卵の型抜きで抜いた後の残りは、同じ大きさに細かく切る。
炊き上がったご飯に、合わせた調味料を散らすようにかけ、うすいえんどう、5、椎茸の一部をみじん切りにしたものも加え、切るように混ぜてすし飯を作る。
器にすし飯を盛り、刻み海苔を散らし、卵、型抜きした人参、筍、椎茸、うすいえんどう、桜の花、木の芽などを色よく飾る。
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